試合のタイムアウト中に、水谷隼のサングラスを拭く張本智和(6日、東京体育館で)=大原一郎撮影

 東京五輪の卓球男子団体で6日、銅メダルを獲得した日本(張本智和、丹羽孝希、水谷隼(じゅん))。SNSでは、先輩の水谷のメガネを拭く張本、丹羽の献身ぶりが話題になった。

【写真】銅メダルを獲得し喜ぶ(左から)張本智和、(1人おいて)丹羽孝希、水谷隼

 銅メダルへの王手がかかった水谷の第4試合。張本がタイムアウトで水谷のメガネを拭いている姿が何度も中継で映された。ベンチに戻ってくる水谷を迎える際に、張本はクロスを手にしており、タイムアウト中に念入りにメガネを“ふきふき”。ツイッターでは「タイムアウトの時に水谷選手のメガネを拭いてあげる張本くん良き」「張本選手が水谷兄貴のメガネを丁寧にフキフキしてるの可愛(かわい)すぎる」と、張本のフォローに注目する声が上がった。張本だけでなく、丹羽もメガネ拭きに参戦。「水谷くんのメガネを丹羽くんと張本くんがふきふきしてるところが良かった」との投稿が目立った。

 水谷が銅メダルを獲得した瞬間、張本は一番にベンチから飛び出し、水谷に抱きついた。「勝利が決まった瞬間、ダッシュで水谷選手に抱きつきにいった張本くんが愛(いと)おしい」「張本さん水谷大好きなんだなぁ」「(水谷は)普段からかなりいいお兄ちゃんなんだろうな」と、2人の師弟愛に感動する投稿があふれた。

 試合後のインタビューで張本は「抱きつく準備はしていたが、3−0だったので思ったより早かった」と照れつつ、「先輩の力があってここまでこれた。次は自分の力で勝ちたい」と決意を語った。

8/6(金) 14:56配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7860d5c82b41543899e655e3f2feaf1f7673d369
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