8/8(日) 9:33配信
日刊スポーツ

インディアンスなどで24年間プレーし名遊撃手として知られたオマー・ビスケル氏(54)が、セクハラで訴えられたとジ・アスレチックが7日、伝えた。

同氏はホワイトソックス傘下2Aバーミンガムの監督を務めていた2019年、チームでバットボーイを務めていた男性に対し、下半身を露出して誘ったり、シャワー室で背中を流させたりしたという。

現在25歳となった元バットボーイの男性は訴状で、ビスケル氏から男性に興味があることを告げられ、過激な性的ハラスメントを受けてきたこと、球団職員の上司から「クラブハウスで起こったことはすべて、口外しないように」と言われたことなどを明かしている。

ビスケル氏のセクハラ疑惑は2019年の当時から浮上しており、球団は独自調査を行った上で同氏との雇用関係を解消。同氏はその後、メキシカンリーグのチームで監督を務めたが、最近になって解雇されていた。

現役時代は名遊撃手として知られ、ゴールドグラブ賞を11度受賞し、球宴に3度選出されるなど活躍した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9553d3b6ea307d171ff0f1dbe7bc260c86f6a808