8/6(金) 13:01
デイリースポーツ
 
 「東京五輪・レスリング・男子フリースタイル65キロ・2回戦」(6日、幕張メッセAホール)

 金メダル候補の乙黒拓斗(22)=自衛隊=が準決勝進出。メダルに王手をかけた。ムスカエブ(ハンガリー)と対戦。第1ピリオドは、前に出ない相手に対し、プレシャーをかけ続けた。相手のアクティビティタイム(消極的な選手に課されるペナルティーで、30秒間でポイントを取らないと相手に1点が入る)でポイントを与えず1点を先取した。

 第2ピリオドはより攻撃的に展開。再度のアクティビティタイムで1点を追加。残り1分を切って仕掛けてきた相手を逆に捕まえ、2点を追加した。さらに相手が右指を痛めて

 5日のフリースタイル74キロ級では兄の圭祐が予選敗退した。

 ◆乙黒拓斗(おとぐろ・たくと)1998年12月13日、山梨県出身。2019年、リオ五輪銀メダリストの樋口黎をプレーオフで破って世界選手権代表。同年全日本選手権を制し東京五輪代表切符を獲得した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/17d7ee54d71e909837873dd447d515ae5f3e607c