テレビ朝日 7/28(水) 10:12

 28日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)では、27日の東京都の新型コロナウイルスの新規感染者が2848人と過去最多となった事を報じた。前週の同じ曜日と比べ205パーセント増、陽性者率は15・7パーセントだった。

 コメンテーターで同局社員の玉川徹氏は、急速に感染が拡大する状況に「緊急事態宣言が思ったよりも効いていないというのが一番の問題」と指摘し、「その理由は人流が減らない。なぜ人流が減らないかというと、人々の危機感が以前ほど強くないということだと思う」とコロナ慣れで危機感が希薄になっていると説明した。

 また「なぜ危機感が高まらないかということですけど、昨日の菅総理の会見を聞いていても菅総理に危機感が感じられないわけですね。人流が減少しているので心配ないですということを堂々と言ってしまう」と菅義偉首相の発言に疑問を呈し、「これでは危機感の高まりようがなくて、結局は3000、4000という感染者になって多くの人が大変だとなり、多くの人々が大変な思いをするという所になって、初めて抑制がかかるということになりかねない」とさらなる感染拡大を危惧していた。

報知新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/e92b023ccf4420f4633d95ecc47711c8eb459a1d