7/27(火) 11:18配信
スポーツ報知

テレビ朝日

 27日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)では、26日に発表された東京都の新型コロナの新規感染者が1429人で月曜としては過去最多となり、前週の727人から197パーセント増となったことを報じた。

 コメンテーターで同局社員の玉川徹氏は「緊急事態宣言が出てから2週間たっているということは、緊急事態宣言の影響があっても2倍近い増加率で、下げ止まらない所か上がっている。この状況は非常に憂慮するべきものだと思っていまして」と緊急事態宣言の効果が薄いと憂慮。

 東京五輪で日本勢のメダルラッシュが続き「テレビの問題でもあるんだけど、オリンピックは確かに国民の関心事です。テレビは関心事に応えるべきだと私は思っているので、選手の活躍に対しても敬意を持ってコメントをしていきたいと思っているんですけど」と報道が五輪一色になっていると指摘し、「一方で新型コロナも重大な問題だけど、メディアがオリンピックの方に重きがうつって、コロナへの感心が薄まっているというのを非常に心配している。このような影響が今後感染に表れてくるのではないかと、すごく危惧しています」とコロナ問題の報道が減り、国民の危機感が薄まることを心配した。

 「オリンピックはお祭りだから、熱があってそれ以外のことを忘れさせてしまう力があると思う」と続け、「僕はお祭りであるオリンピックをこのパンデミックの中で行うということに関しては、今でも賛成しきれていないです」と現在も五輪の開催を100パーセント支持しているわけではないとした。「お祭りが終わってみたら大変なことになっていたということだけは絶対に避けなければいけない」と五輪後の感染爆発を回避するため、「メディアもコロナの大変な状況というのは、毎日毎日きちんと伝えなければいけないと思っています」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bcba41f99ab9792d651f591b4e77480ce027f712