自転車競技、自粛求めたが沿道は密に 橋本会長「ルール徹底を」

東京オリンピックの自転車競技が24日、有観客で始まった。沿道などでの観戦は自粛するよう求められたが、多くの人が密集する場面もあった。

数少ない有観客で実施された自転車男子ロードレース。ゴール地点の静岡・富士スピードウェイのスタンドでは、約4500人の観衆が声援を送った。

新型コロナウイルス感染対策のため、今大会は、ほぼ全ての競技が無観客開催。
大会組織委員会は、静岡は首都圏に比べて感染状況が深刻ではないとして、ゴール地点に1万人を上限に観客を入れることを認めた。
一方、東京都調布市から200キロ以上に及ぶコース沿いでの応援は自粛を呼び掛けていた。

スタート地点に近い京王線府中駅前(東京都府中市)のコース沿いでは鉄製の柵を設置。
大会スタッフが「コース沿道での観戦をご遠慮いただいています」と書かれたプラカードを掲げるなどしたが、多くの観客が詰めかけて密集状態になっていた。
ゴール手前でも、ファンが重なり合うようになって観戦する様子が見られた。


日本自転車競技連盟の幹部は「路上に人が集まるのを止めるのは不可能」とする一方、「これほどの人出は予想していなかった」。
84位でレースを終えた増田成幸(宇都宮ブリッツェン)は「集団から引き離されて一人になった僕に対しても、すごく声をかけてくれて助けられた」と感謝したが、ゴール地点を視察した組織委の橋本聖子会長は「ルールの徹底を呼び掛けて無事に乗り切りたい」と話した。
25日には女子ロードが行われる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0cfb9911927c08022afce58af9648aa8a75d1910


自転車ロードレース 観戦自粛呼び掛けも…沿道で「密」発生、大声で「頑張れ!」

男子個人ロードレース(234キロ)がスタートした。
新型コロナウイルス感染対策のため、沿道での観戦自粛が呼び掛けられていたが、開始直後から、競技を一目見ようと集まった人たちによる「密状態」が発生。
手を振りながら「頑張れ!」などと大声で応援する様子も見られた。

レースは武蔵野の森公園(東京)から富士スピードウェイ(静岡)まで1都3県をまたぐ、約234キロ行われる。スタート直後の10キロはパレード走行で、東八道路や小金井街道で密となっていた。
大会組織委員会は公式サイトで「沿道での観戦については控えていただきますようお願いいたします」と注意喚起。
スタート地点の武蔵野の森公園は入場禁止としていた。

今年1月の箱根駅伝でも沿道での応援自粛を要請していたが、密となっている場所が散見された。
今回も公道で人出を減らす難しさを露呈した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8ecf5e750c34367058ece865b9dfd9f8bc4c89cf

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