◇24日 東京五輪 柔道男子60キロ級(日本武道館)

 競技初日に登場した高藤直寿(28)=パーク24=が準決勝でエルドス・スメトフ(カザフスタン)に勝利。この後に行われる決勝に進み、銀メダル以上を確定させた。

 世界選手権を3度制したほか、前回の2016年リオデジャネイロ大会では銅メダルを獲得した高藤の目標は金メダル。お家芸種目のトップバッターとして、日本に勢いをつけることを期待されている。準々決勝では2019年世界選手権を制したルフニ・チフビミアニ(ジョージア)を延長戦の末に下して、準決勝に進出していた。

 男子の中で最軽量の60キロ級は”柔道ニッポン”の中でお家芸といえる階級で、1984年ロサンゼルス大会で細川伸二が金メダルに輝いて以降、8つのメダルを獲得。96年アトランタ大会からは3大会連続で野村忠宏が優勝した。銀メダル以上を獲得するのは12年ロンドン大会の平岡拓晃(2位)以来、2大会ぶりとなる。



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