2021年7月20日 6時00
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 10月30日から11月8日にかけて開催予定の第34回東京国際映画祭にて「Amazon Prime Video テイクワン賞」が新設されることが発表された。

 新たに設立することが決定した同賞は、Amazon Prime Video の協賛により実現したもの。短編映画作品の審査によって才能ある新人監督を発掘することを目指すという。対象は商業長編映画経験のない日本在住の映画作家で、15分以下の短編の審査によって決定される。

 受賞者には Amazon Prime Video から賞金100万円のほかに、Amazonスタジオとの長編映画の製作を模索する機会が提供される。審査員に関しては正式に決まり次第発表させる予定となっている。応募はすでに開始されており、詳細は東京国際映画祭公式サイトにて確認することができる。(編集部・大内啓輔)


・安藤裕康(東京国際映画祭チェアマン)

どこかに潜んでいる未知の才能が見出され、この東京国際映画祭から世界へと飛び立っていく姿を想像しただけでワクワクします。映画の新しい時代を切り開く有為な人材に期待しています。

エリカ・ノース(Amazonスタジオ アジアパシフィック責任者)

Amazonスタジオは世界のクリエーターや表現者、そして制作にかかわる皆様にとって“Home for Talent(才能ある人が集う場所)”になることをビジョンとして掲げています。我々は、皆様からAmazonスタジオならびに Amazon Prime Video と働きたいと言っていただける存在であるために、安全で働きやすく、クリエイティビティーを制限しない環境を提供することを目指しています。日本だけではなく、世界をターゲットに活躍を望む日本のクリエーターのみなさんにとって、この賞が今後のご活躍のきっかけとなることを心より望んでいます。