19日放送のフジテレビ系「バイキングMORE」(月〜金曜・午前11時55分)では、23日に迫った東京五輪開会式で楽曲を担当するチームの一員に任命されたミュージシャン小山田圭吾が、過去に雑誌などで障害者へのいじめを告白していたとして問題視されていることについて報じた。

 この問題に小山田は16日にSNSで「多くの方々を大変不快なお気持ちにさせることとなり、誠に申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます」と謝罪。組織委員会の武藤敏郎事務総長は17日の会見で「小山田さんが謝罪されたのを、わたくしどもも理解しました。彼は現時点で十分に謝罪し、反省をしている。我々は当初、そういうことを知らなかったのは事実だが、小山田さんに引き続きこのタイミングでありますので、貢献していただきたいと考えています」と説明した。

 この問題にMCの坂上忍は「一番ダメなのは組織委員会だと思う。何でこんなことすら調べられなかったのか。調べられずに誰の紹介か知らないけど、なあなあの中でキャスティングして、調べてなかったから逆に大ごとになってしまった」と事前の身体検査が甘かったと指摘。

 小山田が謝罪文をツイッターで公開したことにも「謝罪文にもあったけど、基本的全部受け身でやっている。ツイッターの謝罪はダメだと思う。やっぱりツイッターとかYouTubeで済ませるというのは、俺は大反対なので」と否定的な見解を示し、「本当にマズイなと思ったら、やっぱり肉声で自分の顔をさらしてケジメをつけないと納得感は得られない」と会見なりで自分の言葉で話すべきだとした。

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