7/15(木) 8:40配信
スポーツ報知

古市憲寿氏

 15日放送のフジテレビ系「めざまし8」(月〜金曜・午前8時)では、西村康稔経済再生担当相が酒類提供停止の要請に応じない飲食店の広告について、各媒体に何らかの対応を促すことを検討することを明かしたことを報じた。野党はメディアの圧力につながりかねないと反発している。

 社会学者の古市憲寿氏は「西村さんの一連の政策って、ある意味、悪い意味で筋が通っているんですね。グルメサイトを通って、お客さんからお店の状況密告させようとしたり、金融機関の圧力もそうですし」と分析し、「全部がある種のパワハラ体質というか、上からどう喝していたら抑え込めるみたいな政策の流れがある」と話した。

 そして「今回の件だけでなく、西村さんが全体の発言を含めて、僕は大臣としての素質がない方なんじゃないかなと思ってしまいますね」と切り捨てた。

 続けて「まさに戦前の治安維持法じゃないですけど、恣意(しい)的に予防的に国民を束縛するというのは一番危険なので。ちょっと危険な香りがしてしまいますね」と話した。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/45297569f60b8d975c24dd6971cf0e74547c534c