0001爆笑ゴリラ ★
2021/07/15(木) 07:28:17.52ID:CAP_USER9東スポWeb
ファンの声援に応える辻監督
振り向けば日本ハムの影が近づきつつあるが…。１４日のロッテ戦（メットライフ）に勝利しながらも、西武が昨季と同じリーグ５位で前半戦を終えた。
昨季は公式戦開幕が６月中旬だったこともありシーズンの折り返しは８月末。その時点のチーム成績は２６勝３２敗２分の借金「６」だった。今季は８５試合の消化で３３勝３８敗１４分の借金「５」。数字上では昨季と大差がないとはいえ、チームは最下位をひた走っていた日本ハムに３・５ゲーム差にまで詰め寄られている。この低調ぶりにＳＮＳなどでは「今季は２年連続でＣＳ進出を逃すどころか、最下位もあるのでは」という不安の声が一部でささやかれている。
確かに西武のチーム防御率はパ・リーグ唯一の４点台で、失点もリーグワーストの３５６点と散々。抑えの平良が開幕から３９試合連続無失点記録を打ち立てる孤軍奮闘ぶりを見せたが、投手陣の〝モロさ〟は相変わらず。自慢の打線も前半戦は選手の故障やコロナ感染による離脱もあり、苦悩の連続で、チーム得点数も３２１点（リーグ５位）にとどまるなど不甲斐ない成績に終わった。ファンの心配も当然だが、現場周辺では意外にも「前半戦の出遅れは後半戦への吉兆」と前向きに捉えるフシもある。
西武は元来、不安定な投手陣を強力打線がカバーする典型的な「打高投低」チーム。その打線も夏場以降に突如爆発する傾向がある。昨年も８月２８日に借金が「８」にまで膨れ上がりながらもその後は打線が復調。１０月２１日には見事に借金を完済し、最後までＣＳ進出争い（昨年は２位以内）を繰り広げた実績がある。
あるＯＢも「西武がシーズン序盤に抜け出せないのはもはや伝統。ここ数年は選手の間でも『前半ダメでも後半に巻き返せる』という自信みたいなものが宿り始めているので。大丈夫でしょう」。
チームの指揮を執る辻監督も１４日の試合後、前半戦を振り返り「一言で言ったら苦しかった。主力が抜けて打線が組めなくて。二遊間がいなくなったりとかだったから」と話した一方「岸にしろ愛斗にせよ（前半戦は）使った選手がチャンスをつかんで。今も一軍で戦力としてチームを支えてくれている」と若手の成長に自信をのぞかせただけに後半戦に向け手応えをつかんでいる様子だった。
前半戦は例年通り「眠れる獅子」だった西武。やはり今後は侮れない。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/25f36346cc26548401f01f843c9dec8aefa81c0f
