東京五輪のウガンダ代表選手団が20日、ホストタウンの大阪府泉佐野市に到着し、事前合宿を始めた。
19日に9人で来日したが、成田空港でのPCR検査で1人が新型コロナウイルス陽性となったため、8人で宿舎入りした。
新型コロナで大会延期が決まった後、海外チームの来日は2例目で、陽性判明は初めて。

来日したのは、五輪に出場するボクシングと重量挙げ、競泳の選手やコーチら。内閣官房によると、陽性の1人は、陰性になってから入国と国内移動が可能になる。
英アストラゼネカ製ワクチンを2回接種し、出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書も提出していた。
空港検疫で陰性だった8人は、行動制限が不要と判断された。
泉佐野市によれば、選手団は全員、来日前に2回のワクチン接種を終えている。
千代松大耕市長は、選手団に感染者がいたことを受け「(陰性だった)8人には当面、練習を控えていただき、毎日の検査など感染防止策を徹底し、無事に大会に送り出したい」との談話を出した。

選手団は7月19日まで、泉佐野市や岸和田市の施設で練習し、大会に向けて最終調整する予定。 (共同)

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東京新聞