【芸能】 瑳川哲朗 降りるきっかけを失って演じ続けた「大江戸捜査網」の井坂十蔵 [朝一から閉店までφ★]
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ペリー荻野 ペリーが出会った時代劇の100人 エンタメ 芸能 2021年6月19日掲載
ペリー荻野が出会った時代劇の100人。第12回は、瑳川哲朗(1937〜2021年)だ。
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時代劇が好きな人なら、瑳川哲朗の名前を聞けば、「近藤勇」か「井坂十蔵」の名前が浮かぶと思う。文句なくこのふたつは当たり役だった。
1937年、千葉県に生まれた瑳川哲朗は、早稲田大学在学中に演劇を志し、劇団青俳に入団。退団後、多くの映画、ドラマ、舞台で活躍した。洋画の吹替も多く、クリント・イーストウッド、ショーン・コネリー、ヘンリー・フォンダら名優を担当したことで知られる。
初の近藤勇役は、67年のNHK大河ドラマ「三姉妹」であった。
気丈な長女・むら(岡田茉莉子)、物静かだがしっかり者の次女・るい(藤村志保)、明るく活発な三女・雪(栗原小巻)、旗本の家の三姉妹と倒幕運動に突き進む青年浪人・青江金五郎(山崎努)を軸にした物語。“明治百年”の年に放送された大河ドラマ初の女性主役作品だ。
「三姉妹」の映像はわずかしか現存していないが、確認できる画像では、瑳川の近藤は太めの眉毛がきりりとして迫力がある。初時代劇作品とは思えない落ち着きぶりだ。しかも、顎が張っているところは近藤勇本人と似ているような。インタビューでは、当時、東京・三鷹にある近藤の銅像の前で、近藤の扮装をして撮影した写真が、本人に「似ている」と評判になったんだよと語ってくれた。
69年のNHKドラマ「鞍馬天狗」にも近藤勇役で出演。近藤は鞍馬天狗(高橋英樹)の宿敵で、しばしば直接対決もするが、ともに国を思う剣の遣い手として、相手を理解しているのである。この年の「第20回紅白歌合戦」には、「鞍馬天狗」の出演者が役のまま出演。近藤勇もステージで殺陣を披露した。紅白に朝ドラや大河ドラマ以外のドラマ出演者がこういう応援出演をするケースはあまりない。それほど人気が高かったのだと思う。その後、71年、勤皇の志士に恋した淡路島出身の娘の数奇な運命を描いたTBSポーラテレビ小説「お登勢」にも近藤役で登場。折り目正しい近藤勇は、女性ファンも多かったのだ。
もうひとつの代表作「大江戸捜査網」は、画期的な作品だった。
70年に東京12チャンネル(現・テレビ東京)でスタートした第1シリーズは、旗本寄合席・内藤勘解由(中村竹弥)が指揮する隠密同心チームが江戸の悪を討つ。メンバーは、普段は遊び人姿でフラフラしている二枚目・十文字小弥太(杉良太郎)、クールな参謀役の井坂十蔵(瑳川)、探索係の芸者・小波(梶芽衣子)、威勢のいい女スリ・お七(岡田可愛)の4人。スターが1人で悪を倒す形式が多かったテレビ時代劇に、変装、潜入、張り込みなど、集団捜査という手法を取り入れたのは新しかった。また、出演者も30代は瑳川以外のみで、他の3人は20代。重鎮の主演作が多かった当時、この若さも新鮮だった。
いよいよ悪の本拠地に乗り込む隠密同心が、夜の江戸の町の道を横一列で行進すると、「我命、我が物と思わず……(中略)死して屍、拾う者なし。死して屍、拾う者なし!!」の黒沢良による名ナレーション「隠密同心心得之条」が流れるのも定番。さらに「おのれ、何者!?」と怒る悪人たちに「隠密同心○○」「同じく○○」と全員が名乗る決めセリフシーンも人気となった。
驚くのは、シリーズを重ねる中で、主役が杉から里見浩太朗、松方弘樹と変わり、他のメンバーもマイナーチェンジ、フルチェンジしても、井坂十蔵だけは約15年間ずっと出演し続けたこと。
この点については、苦労があったという。俳優として同じ役を長く続けるとイメージが固定するため、杉良太郎が降板する際にいっしょにと申し出たのだが、それでは「大江戸捜査網」らしさがなくなるのでと制作側から強く留意された。そこで第2期の最中に「そろそろ……」と申し出たが、そのときすでに里見の交代が決まっていて、またタイミングを逃がした。
考えてみると、時代劇全盛のこのころ、杉良太郎も里見浩太朗も松方弘樹も、東京で撮影される「大江戸捜査網」と京都の時代劇と掛け持ちしていた。週に2本のドラマを撮りあげるため、主役は大忙し。井坂十蔵の存在はスタッフから頼りにされたはずだ。結果、役に愛着もあり、多くのファンもいたことから、続投する決意をしたのだった。
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/06191102/?all=1 【大江戸捜査網】
「隠密同心、心得の条。我が命、我が物と思わず。武門の儀、あくまで陰にて。己れの器量を伏し、御下命、如何にても果たすべし。なお、死して屍、拾う者無し。死して屍拾う者なし」
【長七郎江戸日記】
「俺の名前は引導がわりだ!迷わず地獄に落ちるがよい!」
【旗本退屈男】
「この額に光る三日月型、天下御免の向こう傷」
【水戸黄門】
「ええ〜い、控えぃ控えおろう!この印篭が目に入らぬか!先の副将軍水戸光圀公なるぞ」
【遠山の金さん】
「この金さんの桜吹雪、散らせるものなら散らせて見やがれっ!」
「そうかいそうかい、そんなに金さんに会いたいかい」
【伝七捕物帳】
「よよよい、よよよい、よよよい、よいっ! めでてぇなぁ」
【桃太郎侍】
「ひと〜つ、人の世の生き血をすすり、ふたつ、不埒な悪行三昧、み〜つ醜い浮世の鬼を、退治てくれよう、桃太郎!」
【八百八町夢日記】
「人の命を弄んだ貴様らに、もはや見る夢は無いのだ」
【暴れん坊将軍】
「うつけ者!余の顔を見忘れたか!」「成敗!」
【闇奉行】
「証拠なんざいらねぇんだ!!!!」
【影の軍団】
「我が身すでに鉄なり。我が心すでに空なり。天魔伏滅」
【破れ傘刀舟】
「許せねぇ、てめぇは人間じゃねぇや、叩っ斬ってやる。」
【水戸黄門】
「こちらにおわすお方をどなたと心得る!」
【隠し目付参上!】
「冥土に追放!地獄へ遠島!」
【逃亡者 おりん】
「手鎖御免!」「闇の鎖、またひとつ斬りました。」
【忍者部隊月光】
「待て、拳銃は使うな! 拳銃は最後の武器だ! 我々は忍者部隊だ!」
【江戸を斬る】
「お江戸の悪を許しちゃおけねえ男よ」
【大岡越前】
「本日のお白洲これにて終了。皆の者たちませい」 テレビ東京が制作してても東京で撮影してた訳じゃないだろ へー!まだ今年までご存命だったのか
大江戸捜査網くらいでしか見なかったけど浪人役が本当に似合ってたな >>8
TACな
昭和ウルトラの隊長で生き残ってるのはMACのモロボシ隊長だけになっちまった 虚無僧に変装した時はちゃんと月代を剃ってるのに井坂十蔵に戻ると瞬時に生えそろうのは何故なんだろうか? 杉良太郎から歳上の里見幸太郎に交代したんか
里見幸太郎の方が格下だったのか 主役を張るほどの華はないけど、二番手として主役を支えるいい役者だった。 >>19
東映の偉いさんと反目してゴチャついてた時期があって
格を落とされて良い役もらえなくなったのよ
その後杉良太郎の後を継いで2代目助さんやってこの大江戸捜査網もという流れ 隠密同心の新しいオープニング見る度に
ああまだこの人やってんだって安心しながら見てたもんだ 特撮で正義のほう時代劇も正義の味方をやったのは瑳川さんだけじゃないかな >>27
暴れん坊将軍の御庭番には、ライダー2人と光速エスパーがいるぜ >>15
アニメも入れていいなら柴田さんは存命だぜ >>15
しかし作中で生死が不明となったのはモロボシ隊長だけという… ( ´D`)ノ<てつろうって名前の付いた有名人は3人。星野鉄郎、瑳川哲朗、和辻哲郎。これ豆な。 大河ドラマの割と初期に女性主役のドラマが有ったのか。知らなかった。
それに主人公が架空なのも、初期から有ったんだな。 マリエの罠に危うくハマるところだったよな
怖い怖い >>35
未亡人が殺し屋に犯され娼婦に転落するやつ?
最後ないわなあれ 小学生の時「同じく、井坂十蔵!!」って言うのがクラスで流行ってたな >>33
有名人というなら実在の星野「哲郎」先生の方で >>40
三船プロのテレビ時代劇って微妙というか変なのばっかというか・・・ 55歳以上→井坂
40歳以上→TAC
それ以下→出川哲郎のパクリ 大江戸*のOPは、知らないやつに聞かせたら、時代劇のテーマ曲とは思わんだろうなw >>23 何年か前の文芸春秋に里見浩太朗のインタビューが載ってたが
里見は水戸黄門の助さんに続き大江戸捜査網でも杉良太郎の後釜を
させられてかなり不満に思ってたそうだ「杉の奴が途中で辞めるから
俺がいつも後をさせられる」と愚痴っていたな里見浩太朗にしてみたら
杉良太郎の事を役者と言うより歌手と思ってたようで「何で役者の俺が
歌手上がりの杉のケツを拭かないといけないんだ」と言うプライドが
あったんだと思うよ この人とか若林豪とか
渋くてカッコイイ二枚目の2番手
こういう人いなくなったよな
お笑いみたいのばかりで 井坂はやっぱこの方だよなぁ
ってALSで亡くなってたなんて。。。 大江戸捜査網めっちゃ好きだったわ
かたせ梨乃の脚は綺麗だし可愛いしで最高だった 大江戸捜査網って他と違って
江戸時代にこんな音楽ないだろってBGMがいいね。 大江戸捜査網は斬り合い始まるまでの台詞がながいんだよな
襖はなぜか自動扉だし >>37
昔は太秦じゃないかな。
最近は日光、つくばみらい、水沢江刺なんかで撮ることも被いようだが >>61
暴れん坊将軍の時代もあんな音楽ないからw >>50
水戸黄門の助さんや大江戸捜査網の主役だけでなく、
テレ朝木曜夜8時と日テレ火曜8時の時代劇枠も杉→里見だった。 ヤバいよヤバいよ〜
死して屍拾うものなしだよ〜
俺の屍はマリエちゃんが拾ってくれよ〜 >>29
ライダーの一人と高速エスパーは特命課にも所属してたな 瑳川哲朗の訃報はテレビでいっさい報じられなかった
いかに今のマスコミが不勉強の集まりであるかがわかる TVや映画 最近時代劇激減り太秦の大部屋俳優生活心配 流れ者おりんも今となればちょっとした昔だけど、その当時ですら、悪役の人たちはけっこうな高齢化で、
働いてるのが気の毒になる感じだった
もう大部屋俳優は年金貰って孫かひ孫の相手をするのが唯一の楽しみの歳の人ばっかりだろ >>50その里見さんも当時、仕事が全然なかった松方弘樹を見かねて
「僕は降りるから、松方弘樹を使ってやってくれませんか」
とスタッフにお願いして大江戸を降板したそうだ。 >>23
山城新伍と拳銃密輸した一件も影響してるのでは 大江戸捜査網といえばダンナのフンチラ
一時期、日本刀が長巻になる謎ギミック武器使ってたよな
あと、奉行進入時には月代の侍姿なのに次のシーンでは総髪髷になる謎仕様 (´・ω・`) >>15
部下思いのいい隊長だったね
この人は部下がウルトラマンだと気付いていなかったみたいだけど
新マンの伊吹隊長のように 気付いていた設定にしても良かったよね >>40
京都の時代劇の聖地が太秦なら、東京の聖地は成城の三船プロと言われた
時代があった。三船プロの倒産で時代劇の衰退が加速した感がある >>84
チャカの運び屋なんてなぜ受けたし…
だからか里見さん長七郎の時点で結構歳がいってて末期は殺陣がキツそうだった >>92
当時東映と山口組はズブズブだったから
京都撮影所の近辺でスターとヤクザが飯食ってるなんて当たり前の光景だった
なので密輸で上から処分というのはありえない >>93
なるほど
今でもヤクザと連んだ芸人は芸人ばかり吊し上げられるね 嵯川はウルトラマンAでTACの隊長役、ウルトラマンTタロウのナレーションで有名です >>1
良い時代だわ
今のボンクラテレビスタッフじゃろくなもん撮影出来ない >>87
最終回でエースが地球を去るときに「北斗・・・」ってつぶやいてたし
気がついてはいたと思う >>53
芸歴と役者の格は里見浩太朗が上だけど、杉良太郎のほうが人気はあったからね
二枚目で主題歌を唄う所が共通している ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています