0001砂漠のマスカレード ★
2021/06/17(木) 05:34:49.48ID:CAP_USER9巨人のジャスティン・スモーク内野手(34)が球団と双方合意の下、契約解除となることが16日、分かった。近日中にも球団から正式に発表される見込み。関係者の話を総合すると、コロナ禍の中、新規外国人の入国制限によって家族の来日がかなわない現況で、ストレスを抱えたままプレーを続行することが難しいと本人から退団希望があり、慰留を続けたが、最終的に球団も了承したという。18日からのリーグ戦再開を前に、主軸の一人がチームを離れる緊急事態に見舞われた。
首位を猛追したい巨人が、まさかの事態に見舞われた。外国人助っ人スモークが球団と双方合意の下、契約解除となることが判明した。近日中にも球団から正式に発表される見込みで、スモークも近日帰国予定。18日から7ゲーム差で追う阪神との直接対決を前に、チーム力を問われる形となった。
関係者によると、今回の一件はスモークからの希望。巨人入りを決断した際、一つの決め手となったのが、6歳と3歳の2人の娘に、日本文化を学ばせたいというものだった。だが、日本政府による新型コロナウイルスの水際対策によって、プロスポーツ選手等を除いた新規外国人の在留資格発給停止の影響で、希望していた家族を伴っての来日はかなわず、開幕直後の3月29日に単身で来日。後から家族が来日できるように事態の収束を願ったが、一向にその気配はない。コロナ禍で極端に行動を制限されるストレスにも悩み、球団に残る契約期間中の年俸返上も含めて「このままの気持ちでプレーすることは球団に失礼になる」と意思を伝えた。球団は慰留を試みたが、最終的には原監督を含めて了承したという。スモークは交流戦明けに行われた15、16日の全体練習にも参加していなかった。
近年の泣きどころとなっていた「5番」として貢献していただけに、チームにとっても大打撃だ。両打ちのスラッガーとしてメジャー通算196発を誇り、期待にたがわぬプレーを見せていた。来日から隔離期間、ファームでの調整を経て4月27日のヤクルト戦(神宮)でデビューを飾ると、いきなり左右両打席によるマルチ安打の活躍。5月15日、2000試合目の巨人・阪神伝統の一戦でも決勝3ランを放つなど、打球速度、飛距離はまさにメジャー級のパワーを証明。ここまで打率2割7分2厘、7本塁打、14打点の成績を残していた。
同じく今季新加入のテームズも日本デビューとなった4月27日のヤクルト戦(神宮)で不運にも右アキレスけん断裂という今季絶望の重傷を負うなど、浮沈を握ると思われた今季新加入の両大砲を欠いて残るシーズンを戦うことになる。
左太もも裏違和感が癒え、22日のDeNA戦(金沢)からの1軍復帰が見込まれる梶谷が戻ってくれば、空いた一塁にウィーラーを回し、左翼に松原を配してスピードと守備力に特色を見せたスタメンも視野に入る。今季はコロナによる離脱や負傷者続出でベストメンバーを組めた試合は数えるほどだが、原監督が常に言う「誰々が帰ってきたらな、とかは考えず、その時与えられたメンバーでやる」という言葉通り、1巨人TEAMで乗り切るしかない。
◆ジャスティン・スモーク(Justin Smoak)1986年12月5日、米サウスカロライナ州生まれ。34歳。サウスカロライナ大から2008年ドラフト1巡目(全体11位)でレンジャーズ入り。10年メジャーデビューし、同年途中マリナーズへ移籍してイチローと同僚に。ブルージェイズ時代の17年に38本塁打。メジャー通算196発。今季は出場34試合で打率2割7分2厘、7本塁打、14打点。193センチ、99キロ。左投両打。
◆シーズン途中で帰国した助っ人
▽ダン・ミセリ(05年) 抑えとして開幕を迎えるも失敗が続き、右肩痛を訴えて4月19日に解雇。
▽ブライアン・バニスター(11年) 東日本大震災の原発事故に不安を感じ無断帰国。再来日に向けた話し合いにも応じず「制限選手」となり、開幕を迎えることなく引退。
▽ホアン・フランシスコ(15年) 出場5試合で2軍降格。ファームでは腰痛や膝痛を主張して練習参加せず、10月中旬に治療のため帰国し退団。
▽ホセ・ガルシア(16年) 4月に入団も不振のため出場4試合で抹消。8月に契約解除となった。キューバへ帰国する経由地のフランスで消息不明に。
▽アルキメデス・カミネロ(18年) 右肘の不調に見舞われ8月下旬に渡米。同箇所のクリーニング手術を受けるも、そのままチームを去った。
▽ヘラルド・パーラ(20年) 右膝の治療のため10月に帰国。シーズンオフに退団。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1807e14dbe707494ef8d7e73306a85b499e29db0
6/17(木) 2:30配信