<ワールドカップ(W杯)アジア2次予選:日本5−1キルギス>◇F組◇15日◇パナスタ

サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会のアジア2次予選で、すでに最終予選進出を決めている日本(FIFAランキング28位)が15日、大阪・パナソニックスタジアム吹田でのF組最終戦でキルギス(同99位)と対戦。先発したFWオナイウ阿道(25)が国際Aマッチ初ゴールから、たった6分でハットトリックを達成した。

途中出場した11日の国際親善試合セルビア戦(ノエスタ)では、後半19分にゴールを決めたかに思われたが、判定はオフサイド。国際Aマッチ初得点は幻となっていたが、誤審ともいえる判定で取り消された得点を、一気に3倍返しした。

ジェフユナイテッド千葉でプロになり、2016年のリオデジャネイロ五輪の日本代表に選出された。その後、17年に浦和レッズに完全移籍、18年はレノファ山口に期限付き移籍、19年は大分トリニータに期限付き移籍でプレーした。20年には横浜F・マリノスに完全移籍した。

25歳で、日本サッカー界の名門といわれるクラブをいくつも経験したストライカー。当然、そこには古河電工からの流れをくむ、千葉も入る。

こういった経歴もあり、複数クラブのサポーターに愛されているオナイウ。

ツイッターでは「●●が育てた」「育てようとした」と、それぞれのクラブのサポーターからの愛あるつぶやきが、続発。3発分以上の喜びを、育ててもらった多くのクラブのサポーターに届けるオナイウは、愛されている。

6/15(火) 21:30
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日刊スポーツ
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