2年ぶり開催のセ・パ交流戦は13日、各地で6試合が行われ、セ・リーグは阪神、ヤクルト、DeNA、パ・リーグは西武、オリックス、ロッテが勝利。通算成績はセの48勝46敗11分けとなった。

 この日の試合はコロナ禍と降雨ノーゲームで計3試合が順延となっている広島を除くセ5球団が交流戦最終戦。広島は14日と15日に西武と、16日には日本ハムとともに本拠マツダで対戦するが、広島が1勝した時点で2009年以来12年ぶり2度目となるセ・リーグの交流戦勝ち越しが決まる。

 広島は現在、2019年6〜7月に喫した11連敗(1分け挟む)以来2年ぶりとなる7連敗中(2分け挟む)で、交流戦の最下位に続いてセ・リーグでもこの日のサヨナラ負けで最下位に転落。新型コロナウイルス陽性から復帰した菊池涼と鈴木誠がともに復帰後初アーチを放ったが、デビューから22試合連続無失点を続けていたドラフト1位守護神・栗林が23試合目で初めて失点し、プロ初黒星を喫するなど流れは悪いが、残り3戦でセ・リーグ勝ち越しを決めることができるか注目される。

スポニチ

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