体操男子の白井健三(24=日体大教員)が6日、自身のインスタグラムを更新し、この日行われた全日本種目別選手権で東京五輪代表を逃したものの「久しぶりに試合でこんなに笑いました。幸せを感じました」とつづった。

 白井は個人総合で争った4月の全日本選手権は28位。5月のNHK杯は床運動、鉄棒のみの演技で最下位の29位。この日の決勝は床運動で2位、鉄棒7位で、五輪代表争いに絡めなかった。

 それでも種目別・鉄棒で東京五輪代表を決めた内村航平(32=ジョイカル)ら、仲間と撮影した写真を投稿し、「点数や順位ではなく自分の演技を作品として皆さんに届けることができたことに嬉しさを覚えます。いろんな想いが詰まったとっても価値のあるゆかの銀メダルです」とし「オリンピックに行けることが正解、行けないことが不正解ではないんです。もちろん行けた人は正解かもしれない。でも行けない人の中で正解した人だってたくさんいるんです!その1人が僕です たくさんの人に演技を見てもらえて幸せです ありがとうございました」と感謝していた。

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