「ヤクルト2−4楽天」(3日、神宮球場)

 ヤクルト・青木が今季140打席目で、待望の1号を放った。笑顔でダイヤモンドを駆け抜けると、「逆らわずにしっかり自分のスイングができたし、風にもうまく乗ってくれたと思います」。本拠地に吹く、神宮の風に感謝した。

 楽天の先発・滝中に無安打に抑え込まれていたが、三回2死無走者からだった。まずは塩見がバックスクリーンへ7号ソロ。後続に勢いをつけると、この日から2番に入った青木が初球のフォークをはじき返すと、白球は左翼席へ。2者連続アーチを描いた。

 青木は5月26日にメモリアルな日米通算2500安打を達成。さらに、この日の一発で日米合わせて17年連続本塁打を記録した。この日も猛打賞を放つなど状態は上向きで、落ち込んでいた打率は・244まで上昇した。

 試合後の高津監督も「引っ張っても、流しても、低く強い当たりが出てきた。すごくいい状態になってきた」と2番起用の意図を説明。敗戦の中で光る意地の3安打。悔しさは、次戦で晴らす。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7f6a97ec032e9e1ce18f7305b5bf148dc2447eff
6/4(金) 6:30配信

https://nipponbaseball.web.fc2.com/personal/batter/aoki_norichika.html
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