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先週末(5月21日〜5月23日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、人気ホラー映画『ソウ』シリーズ第9弾『スパイラル(原題) / Spiral』が、興行収入459万5,320ドル(約5億549万円)で2週連続となる首位に輝いた。これで『ソウ』シリーズの世界興収は、シリーズ累計で10億ドル(約1,100億円)の大台を突破した。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル110円計算)

『スパイラル(原題)』は、猟奇殺人鬼ジグソウが仕掛ける世にも残虐なゲームを活写した『ソウ』シリーズの新章。クリス・ロック、サミュエル・L・ジャクソンらが警官たちにふんし、ジグソウの模倣犯を捕まえようとする姿を描いた。低予算ホラーとして知られるシリーズの累計世界興収10億ドル突破は、まさに快挙といえる。

公開5週目の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、興収131万1,513ドル(約1億4,427万円)で2ランクダウンの6位。累計興収は4,490万ドル(約49億3,900万円)。

また、人気カーアクションシリーズ第9弾『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は中国など8つのマーケットで先んじて公開され、海外オープニング興収は1億6,300万5,000ドル(約179億円)の大ヒットとなった。そのうち1億3,700万ドル(約151億円)は中国での興収であり、ハリウッドの中国重視の姿勢はますます強まりそうだ。(編集部・市川遥)

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