◇21日(日本時間22日)MLB エンゼルス―アスレチックス(アナハイム)

 審判の“ブラックリスト”に載ってしまったのだろうか。エンゼルスの大谷翔平選手(26)は、アスレチックス戦に「2番・指名打者」で先発。1回の第1打席。カウント2ボール1ストライクで、中継局BSウエスト表示のストライクゾーンから外れた外角の投球をストライク判定され、大谷はマーリー球審に目をやると首をかしげた。

同局のサットン・アナウンサーは「またも広いストライクゾーン。昨日もこんなことがありました。だから、頭に入れておいてください。今日の球審はニック・マーリーです」と中継した。

 カウント3―1と2―2ではおお違い。結局、この打席は左中間への深い中飛に倒れた。

 前日のツインズ戦も、バックナー球審が大谷へのボールゾーンに見える投球を立て続けにストライク判定。26歳の若武者は首を横に振ったり、薄い笑いを浮かべて「ありえない」という態で何かつぶやくなど不満をあらわにし、その後はエンゼルスの打者に厳しい球審の判定が相次いだ。

 だが、この日はカードが替わり、アスレチックスとの3連戦の初戦のため、審判団も前日とは入れ替わった。それでも大谷に辛い判定が続くということは…、ファンは勘繰ってしまいそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1a4da5fcaeb982e266423c95504a4a201d4a2e7d
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