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毎週水曜日に発売される漫画雑誌『週刊少年マガジン』。5月19日に25号が発売されたのだが、その価格が読者の間で物議を醸しているようだ。

『マガジン』25号の表紙は、アイドルグループ『日向坂46』の加藤史帆と小坂菜緒の2人。11ページにわたって巻頭グラビアを飾っている。さらに、新連載第2話の『英雄のラブロック』は大増56ページ。全486ページで巻頭グラビアと漫画が楽しめる内容だ。

しかし価格はというと、税込で320円。前週の24号と前々週の22・23合併号も320円だが、その前の21号は300円だったのである。ちなみに次週26号の予告にも320円と明記されているため、4週連続で320円ということが確定している。

この値上げに不満を抱えている読者も多く、ネット上には《マガジン値上げしたし、もう買うのやめよ》《320円に値上げしたままでいくのかな。あと2、3回様子見て買うのを止めよう》《合併号と増量という名目で価格あげてたけど、通常に戻る来週も同じ価格になってて、しっとり値上げ。毎回この手口でホントにガッカリです…》《合併号だったから320円なのかと納得してたが、毎回320円なのか…》《マガジン値上げされてる! サイレント値上げやめてくれ》といった声があがっていた。

ここ最近の『マガジン』の価格とボリュームは?

まず今週号の25号は前述の通り、320円で486ページ。前号の24号(320円)は、518ページの大ボリュームだった。『英雄のラブロック』第1話が72ページだったことが影響しているのだろう。320円へ値上げされた22・23合併号は472ページで、合併号だが24号の方が分厚いことが判明した。

そして300円だった21号は486ページで、なんと合併号よりも厚いことも判明。もう少し300円時代を遡ってみよう。20号は438ページ、19号は440ページ、18号は440ページ、17号は422ページ。現在は300円時代よりもページ数が増えているため、値上げに踏み切ったのは妥当な判断なのかもしれない。しかし、雑誌の値上げはページボリュームだけでなく、紙の質やカラーページの多さなども関わってくるのだろう。

ちなみに、5月17日発売の『週刊少年ジャンプ』24号は504ページで290円、19日発売の『週刊少年サンデー』25号は490ページで340円だった。

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