カラバフの8連覇を阻止
勝ったほうが優勝という天王山

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現地時間5月19日に開催されたアゼルバイジャン・リーグの最終節(第28節)で、本田圭佑が所属する2位のネフチ・バクーが、1ポイント差で首位に立つカラバフをホームに迎えた。

 ネフチが勝てば逆転で8年ぶりの戴冠、引き分け以下ならカラバフの8連覇、という同国最多の9度目の優勝を懸けた文字通りの大一番で、前節は加入後初めて出番なしに終わった本田は、2トップの一角で先発出場を果たした。

 試合は立ち上がりから一進一退。負ければタイトルを失うだけに、両軍とも集中力を高く保ち、相手に決定機を作らせない。

 本田も見せ場を作れず、60分には味方のクロスに合わせて、ゴール前へ走り込むも、敵のブロックに阻まれる。直後の63分には、敵のFKがバーに直撃するピンチもあった。


 迎えた70分、なんとネフチは最初の選手交代で本田をベンチへ。“優勝請負人”としてやって来た34歳は、勝負が決まる前に交代を告げられ、首を振りながらピッチを後にした。

 引き分けでは3シーズン連続の2位フィニッシュとなってしまうネフチは、土壇場の90分、途中出場のアフメドフが均衡を破る劇的なゴール。これが決勝点となり、8年ぶり、史上最多の9度目の戴冠を果たしている。

 なお、本田のリーグタイトル獲得は、CSKAモスクワでロシア・リーグを制した12-13シーズン以来8年ぶり、トップリーグでは2度目となる(VVVでオランダ2部優勝を経験)。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

5/20(木) 3:26
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