5/12(水) 10:32配信
スポーツ報知

テレビ朝日

 12日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)で、この日から延長になった緊急事態宣言について特集した。

 スタジオで政府は、宣言解除基準をステージ4の脱却で、東京なら目安として1日の新規感染者が約500人を下回ることを伝えた。これに関連して新型コロナウイルス対策と経済活動の両立について研究している東大大学院経済学研究科の仲田泰祐准教授の新規感染者の推移を予想したシミュレーションを紹介。前提として経済活動が昨年5月、今年1月の平均、ワクチン接種の見通しで週360万回であることなどで、それによると600人を下回るのは、8月第1週になると分析している。さらに仲田氏の「解除基準が600人でも解除のタイミングは8月。ワクチン接種がもっと速いスピードで進めば解除は早くなる」とのコメントを紹介した。

 コメンテーターで同局の玉川徹氏は、仲田氏のシミュレーションに「8月に入っても500人以上いるのは、ちょっとびっくりしました」などと明かした。8月第1週は東京五輪開催中だが「これはちょっと…600人でできるんですかね?オリンピック」と疑問を投げかけた。

 仲田氏は8日、公邸で菅義偉首相と公邸で面会し、緊急事態宣言の効果やワクチン接種の進捗に応じた感染者数の推移や経済への影響へのシミュレーションと分析の内容を説明している。

 玉川氏はさらに、このシミュレーションを「政府は分かっているんでしょうね」と指摘し「分かった上で(五輪を)やれるって言っているのは、感染者が700とかそういう時でもやるっていう意味で言っているっていうことですね、政府は」とコメントし「っていうことがは、染者が何人でもやるっていうことを言っているっていうことですね、政府は。大丈夫なのか」と不安を表していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/735bb15c072690d2715b1f1b4c4af319fe41bc8a