東京都の小池百合子知事(68)は7日の定例会見で、今夏開催予定の東京五輪・パラリンピックについて中止を求める署名活動などが広がっていることを受け「皆さんに安心していただけるような体制づくりが何よりも大切だ」と述べた。

 新型コロナウイルス感染が拡大する中での東京五輪・パラ開催可否を巡っては、昨年の東京都知事選で小池氏と争った元日弁連会長の宇都宮健児氏(74)が5日正午から「東京五輪開催中止」を呼び掛けるオンライン署名を開始し、7日午後1時時点で20万人を超えるなど、都民や国民から開催に厳しい見方も示されている。

 海外メディアなどからも“五輪悲観論”が相次いでおり、小池氏は「ワクチンや医療提供体制の確保を早急に進めることが重要」とし「安心安全な大会が開けるようにまさに今、その努力を東京都とし国や組織委員会と共に対応策を講じているところだ」と開催へ向けた取り組みを進める姿勢を改めて示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1718e4e7290150c57ff6a0572cd974866de7327f
5/7(金) 15:26配信

https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210507-05071092-sph-000-1-view.jpg