0001砂漠のマスカレード ★
2021/05/06(木) 17:09:29.83ID:CAP_USER9在京の巨人、ヤクルトは赤字必至の無観客開催を避けるべく、宣言下で主催する計5試合を延期済み。阪神が同様の日程延期をしない背景には3年前のトラウマがある。
2018年シーズンは台風の影響が大きく、20試合が雨天中止。うち12試合は甲子園の主催試合だった。あと1試合中止となれば、デッドラインと規定されているクライマックスシリーズ初戦2日前までに、全日程を消化できないギリギリの事態に追い込まれたのだ。
今季もすでに3試合を雨で流しており、球団関係者は「今後も雨天中止が重なれば、たちまち日程消化ができなくなる。巨人さんのように雨の心配のないドーム球場とは事情が異なる」と話す。
「うちはあくまで全日程消化が優先」というお家事情は、首都圏ではめっきり減った地上波テレビのプロ野球中継が、関西ローカルの阪神戦では健在であることも重大な要因だ。甲子園球場に掲示される広告看板の価格が、地上波中継ありきで算出されているからだ。
開幕が3カ月も遅れたた昨季は当初の放送予定を組み直したことで、地上波で中継されない試合が増えた結果、「広告主から減額の申し出や相談にかなり苦慮した」と前出関係者。「無観客試合はチケット収入、飲食やグッズの売り上げがないのは痛いが、試合さえ行われれば放映権収入はそのまま確保できるのは大きい」というわけだ。
球団側にも「チームの調子がいいだけに、本音はお客さんにも入ってもらいたい」という思いはあるが、好調なうちに白星を重ねて秋に16年ぶりの歓喜までたどり着ければ、V特需で十分に元が取れる。 (山戸英州)
5/6(木) 16:56
配信
夕刊フジ
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e6cb940a190cc2b9eef06ac150806ee4b6f587a