「阪神−広島」(2日、甲子園球場)

 阪神ドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が出場30試合目にして初めて「4番・三塁」で先発起用されることが決まった。 球団新人が4番打者を務めるのは、17年9月1日(甲子園)で出場した大山悠輔内野手(26)以来2人目であり、ドラフト制以降の新人が4番デビューを三塁で迎えたのはこれが史上初のケースだ。

 ここまで新人ながら打率・245、7本塁打、19打点という成績を残している佐藤輝。試合前は雨が降りしきる中、久慈内野守備走塁コーチと三塁ファウルゾーン横でノックを受ける姿が見られていた。

 阪神の第107代の4番打者が誕生だ。一方、開幕から出場29試合全てで4番打者を務めていた大山だが、この日はスタメンを外れた。休養すると見られる。

 阪神の先発投手はセ・リーグトップタイとする5勝目を狙うジョー・ガンケル投手(29)。防御率リーグ1位の右腕が抜群の制球力を生かし、広島打線を翻弄(ほんろう)することはできるか。対する広島の先発投手は野村が立ちはだかる。

 試合開始は14時を予定。スタメンは以下の通り。

 【広  島】

 1番・二塁 菊池涼

 2番・中堅 羽月

 3番・右翼 鈴木誠

 4番・左翼 西川

 5番・捕手 会沢

 6番・三塁 安部

 7番・一塁 クロン

 8番・遊撃 小園

 9番・投手 野村

 【阪  神】

 1番・中堅 近本

 2番・二塁 糸原

 3番・一塁 マルテ

 4番・三塁 佐藤輝

 5番・左翼 サンズ

 6番・右翼 陽川

 7番・捕手 梅野

 8番・遊撃 中野

 9番・投手 ガンケル

https://news.yahoo.co.jp/articles/c0b973df780dc542bb684df21dd4474ec9d16954
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