４都府県の緊急事態宣言を受け、プロ野球は２７日から対象地域の球場で無観客試合となった。ヤクルト―巨人戦（神宮）、オリックス―楽天戦（京セラＤ）の２試合で、公式戦の無観客は昨季開幕戦の６月１９日から７月９日まで以来となる。

　神宮には、他球団のスコアラーと、密を避けるため屋内の記者席を使用しなくなった報道陣のみが入場。ヤクルトの攻撃中はスピーカーから録音された応援歌が響いた。京セラＤでは少しでもにぎわいを演出しようと無人の観客席にマネキンが設置され「のりこえよう！」というメッセージも掲げられた。神宮、京セラＤともに売店は休業。球場周辺の人通りは少なかった。

　２７日から来月１１日まで計２４試合が対象で、６試合が延期、１８試合が無観客で開催される予定だ。

4/28(水) 6:00
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