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日本が誇るアニメ監督として、数々の名作を生み出してきた宮崎駿。現在は最新作『君たちはどう生きるか』の制作を行っているが、その全貌はいまだ謎に包まれている。しかしここ最近、ネット上では同作についての興味深いウワサが出回っているようだ。

話題の出所となったのは、オタキング≠アと岡田斗司夫が自身のYouTubeチャンネルで行った配信。その中で岡田は、宮崎監督の新作が『風の谷のナウシカ』の続編やリメイク的な作品になる…という大胆な予想を繰り広げている。

現状、新作に関する情報はほとんど出ておらず、イメージイラストも公開されていない。秘密主義の理由について、岡田は みんなが知っている内容≠ノなるため情報を秘密にしている…と推理。そしてその内容こそが、1984年に公開された代表作「ナウシカ」だという。

岡田いわく、すでに発表されているタイトル「君たちはどう生きるか」はフェイクであり、あくまで話の内容がこのテーマに関わってくるとのこと。漫画版「ナウシカ」のように、新作は「世界が破滅する時に君たちはどう生きるか」をテーマとした作品になり、だからこそ宮崎監督のキャリアの総決算になりうるのだと主張していた。

新作が「ナウシカ」の関連作品になるという説に、ネット上では《シン・ナウシカ…あるのか!?》《説得力あるな。ナウシカ2なら絶対見に行く》《宮崎駿の事実上のラスト作品はナウシカ2? 聞けば聞くほど現実味がある!》《予測の根拠も説得力があるし、これは楽しみ!》と激震が走っている。

「ナウシカ」の続編にまつわるウワサが流れたのは、今回が初めてではない。2013年に行われた『風立ちぬ』の完成報告会見では、弟子にあたる庵野秀明が「ナウシカ」の続編を作りたがっていることを、宮崎監督が明かしている。とはいえ、この時点では「庵野監督にならやらせてもいい」というスタンスで、本人が関わるつもりはないように見えた。

しかし宮崎監督は「風立ちぬ」の作成時、引退を宣言していたことを忘れてはならない。その後2015年に引退を撤回し、「君たちはどう生きるか」の作成に着手し始めたのだ。空白期間に何らかの心変わりがあり、自ら「ナウシカ」をリブートすることに決めたと考えれば、岡田の説は成立するだろう。

また「君たちはどう生きるか」というタイトルで誤解されがちだが、物語の内容はまだ秘匿されている状態。『スタジオジブリ』の鈴木敏夫プロデューサーは、さまざまなメディアの取材で「冒険活劇ファンタジー」「幻想的な物語」などとほのめかしており、原作小説とはかけ離れた内容になることが予想される。
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