2021年4月20日 14時15分

競泳 清水咲子選手が現役引退 リオデジャネイロ五輪代表
競泳のリオデジャネイロオリンピック代表で女子400メートル個人メドレーの前の日本記録保持者、清水咲子選手が現役を引退することになりました。
清水選手は栃木県出身の29歳。

400メートル個人メドレーでリオデジャネイロオリンピックに出場、当時の日本記録を更新して8位入賞を果たすなど活躍しました。

その後、現在の日本記録保持者の大橋悠依選手の背中を追う時期が続きましたが、競技に取り組む真摯(しんし)な姿勢と持ち前の明るいキャラクターで、日本代表ではほかの選手のよき相談役となるなど大きな役割を担っていました。

東京オリンピックを「競技人生の集大成」と位置づけ、去年の年末からは大橋選手も師事する平井伯昌コーチのもとで練習していましたが、代表選考会となった今月の日本選手権では本命種目だった400メートル個人メドレーで内定の条件となっていた2位に0秒21及ばず3位となり代表を逃しました。

清水選手は、NHKの取材に対し「やりきった思いがあるので意外とすんなり決意できた。この1年、自分のやりたいように進めることができたし、充実していた。結果だけを見たらハッピーエンドではないかもしれないけど、失敗を自信に変えていく大切さを伝える仕事がしたい」と話しています。

清水選手は今後、指導者の道を目指すということです。

全文はソース元で
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210420/K10012985371_2104201357_2104201415_01_02.jpg
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210420/k10012985371000.html