東京オリンピック・パラリンピックの開催について、岩手県の達増知事は16日の会見で、新型コロナウイルスの感染状況次第では「中止の選択肢も現実的」と述べました。

(達増知事)
「可能性の問題として、大阪での今の感染者数の増え方と同じような増え方を東京もするようになり、日本全体も同じように急上昇するようになっていけば、オリンピック中止という選択肢が非常に現実的なものになってくると思います」

 達増知事はこのように述べ、オリンピック・パラリンピック開催の可否について自身の考えを示しました。その上で、完全な形で競技を実施するためには東京都の感染状況のステージを「1」まで下げる必要があるとして、「思い切った行動制限を一定期間することが必要」と話しました。

4/16(金) 16:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/9cdcb5c2e78b011de356a98626d2956f8b737764