NBA東地区全体11位のラプターズは14日、準本拠地としているフロリダ州タンパで西地区全体9位のスパーズと対戦。2日連続の試合で休養となったカイル・ラウリー(35)、足首負傷のゲイリー・トレントJR(22)ら5選手を欠く陣容だったが、117―112(前半58―57)で勝利収めて22勝34敗。パスカル・シアカム(26)が20得点、10リバウンド、6アシストをマークすれば、OGアヌノビー(23)も22得点を稼ぎ、先発5人が3ケタ得点を挙げて3試合ぶりに白星をものにした。2日連続の試合の2試合目は今季1勝11敗だったが主力を欠きながらも2勝目。チーム・リバウンド本数は今季最多の54に達し、ホームでの連敗も3で阻止した。

 渡辺雄太(26)は第1Qの残り2分22秒からコートに登場(出場37試合目)。このクオーターの残り3・4秒にはフレディー・ガレスピー(23)がオフェンス・リバウンドをキープした直後にインサイドにカットしてゴール下でシュートを決めた。

 第2Q開始早々に放った最初の3点シュートはエアボールとなったが、2分44秒と5分40秒に“長距離砲”を連続してさく裂。第3Qの終了間際にもほぼ同じポジションから3本目を成功させた。1試合3本成功は1月31日のマジック戦に並ぶ自己最多記録で、3点シュートの試投5本も過去2回記録している4本を更新する自身最多。2ケタ得点は今季4回目(通算5回目)となった。3点シュートの複数成功は5回目。成功率は前日の36・7%から38・9%(54本中21本)に上昇した。

 第2Qの4分52秒にはスパーズのシューター、パティー・ミルズ(32)が右サイドで試みた3点シュートをブロック(今季16回目)。4リバウンド、1アシストも記録し、ベンチからの出場ながら攻守両面でチームの勝利に貢献した。20分以上の出場は今季5回目。出場時間帯のチームスコアはベンチ勢では最高のプラス9点だった。

 スパーズは3連勝を逃して26勝27敗。デリック・ホワイト(26)が6本の3点シュートで25得点、デマー・デローザン(31)は2009年から9季在籍した古巣相手に19得点と11アシストをマークしたが後半でラプターズに競り負けた。

 <渡辺の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場2分22秒・2得点)
(1)11分57秒・ガレスピーのオフェンス・リバウンドからインサイドのカットしてゴール下=〇(アシスト・ガレスピー)
 ▼第2Q(出場6分17秒=6得点)
(2)1分24秒・ガレスピーのパスを受けて正面やや左から3点シュートを放つもエアボール=×
(3)2分44秒・正面から3点シュート=〇(アシスト・シアカム)
(4)5分40秒・正面やや左から3点シュート=〇(アシスト・アヌノビー)
 ▼第3Q(出場2分39秒・3得点)
(6)11分28秒・正面から3点シュート=〇(アシスト・シアカム)
 ▼第4Q(出場8分36秒=無得点)
(7)3分58秒・左コーナーから3点シュート=×

2021年04月15日 10:58バスケット
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2021/04/15/kiji/20210415s00011061268000c.html
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2021/04/15/jpeg/20210415s00011061233000p_view.jpg

BOX SCORE
https://www.espn.com/nba/boxscore/_/gameId/401307626

【自己最多タイの3ポイント成功数��】渡邊雄太がスパーズ戦で11得点を記録!|NBAハイライト(2021/4/15)【NBA Rakuten】
https://youtu.be/jSAk2Sw61Zk