今、芸能界が“枕営業”騒動で揺れている。タレントのマリエ(33)がライブ配信で“枕営業”を告発したことで、
人気芸人の出川哲朗(57)まで巻き込まれ、全面的に否定するに至っている。

この告発が事実かどうかはさておいて、その実態はどうなっているのか。

元NHK職員で、お笑いジャーナリストとして活動する芸人、たかまつなな(27)は8日、ツイッターで言及した。
「正直この世界にいると、枕営業の話は聞く」としたうえで、芸能界はセクハラやパワハラだらけだと指摘。

「この告発がなかったことにされないよう、このぐらいしかできないことが悔しいですがつぶやきます。変えなきゃ」としている。

芸能プロダクションの元マネジャーは「SNS時代で告発しやすくなったのでしょう。しかし、枕営業事情は変わりません」と語る。
そして、お茶の間には人柄がよさそうにみえるある芸人Aについて意外な裏顔を告発した。

「ウチのグラビアモデルが出演オファーをいただいたバラエティー番組のメインがAさんでした。
出演が始まると、制作会社を介して『あいさつがない』とAから枕営業を求められたのです。
しかし応じずにいたら、出演の話がなくなり、以後、テレビから声がかからなくなりました」

番組で権力を握る大物タレントの機嫌を損ねると痛い目に遭う事例のようだ。

また、人気音楽番組のMCのBについてもこんな話がある。

「人気アーティストYのバックコーラスをしていた女性Dが、Bに気に入られて枕をしたところ、
他のアーティストの仕事にも呼ばれるようになったということです。実力以上の仕事に恵まれたBに嫉妬する人も多かったですが、
業界ってそういうモノだと失望し、心を病んで業界から去った実力者も少なくなかったそうです」

芸能界には、女衒(ぜげん)まがいの輩もまだ、暗躍しているようだ。

「トップアイドルに激似というルックスのおかげでスカウトされたE。
アイドル歌手としてのデビューをほのめかされたものの、AV女優としてデビューした後、
テレビドラマに出演しながら、肉弾接待要員になりました。その娘の穴兄弟は最強でした。

俳優、芸人、アスリート、政財界までたくさんいます。大企業の幹部役員、国会議員、知事、
人気テレビドラマのプロデューサー…。各業界の中枢のような顔ぶれになるそうです」

業界の闇は深い。
https://www.zakzak.co.jp/ent/news/210412/enn2104120012-n1.html