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 Bリーグは4月13日に理事会を開き、その後メディアブリーフィングを行った。

 メディアブリーフィングでは来シーズン以降の昇降格について明らかにし、2021−22シーズン終了後はB1・B2間、B2・B3間ともに2クラブの自動昇格のみで降格なし、2022−23シーズン終了後は2クラブが自動昇降格すると発表した。

 Bリーグの島田慎二チェアマンは、昇降格チーム数を決めるにあたって『新型コロナウイルスのまん延影響』、『将来構想への連結』、『クラブ数構造』、『B1の価値担保』、『クラブ財務の復調』の5項目を鑑みて決定したと話し、「B1リーグ18クラブ、B2リーグ18クラブを原則としているが、それよりもコロナ禍で影響を受けているクラブの財政を守ること、2026年から始まる将来構想への連結を重視したいと考え、意思決定をした」とコメント。さらに、コロナで傷ついた各クラブの事業環境を好転させるためにもB1のほうが稼ぎやすいこと、新アリーナ構想へつながりやすいこともB1のチーム数を増加させる理由に挙げた。

 これにより、2021−22シーズンは22チームでB1リーグを行うこととなるが、現在の2地区制を維持し、ポストシーズンは各地区上位3チームとワイルドカード2チームで争うという。また、2022−23シーズンは2チームが自動昇格することから24チームで戦うこととなるため、3地区制を導入。各地区上位2チームとワイルドカード2チームでポストシーズンへ突入する。

 そのほか、メディアブリーフィングでは『パワーハラスメント、コンプライアンス違反の再発防止』についても発表し、相談通報窓口の設置と処分の厳格化を行ってパワーハラスメントを抑制するとし、リーグ統一薬物検査の複数回実施と違反の厳格化を行うことで薬物違反を防止するとした。