0001砂漠のマスカレード ★
2021/04/04(日) 23:21:04.75ID:CAP_USER9プロ野球西武の元投手・相内誠(26)が第2の人生で奮闘している。注目を集めた立ち技打撃格闘技「RISE」の格闘技デビュー戦(2月28日)ではDelgermuru拳信王(31=モンゴル)の強打に対抗できず、1ラウンド(R)2分5秒でKO負け。だが西武時代に数々のトラブルで世間を騒がせた“問題児”はこれで終わるつもりなどない。屈辱の黒星を踏み台にするべく、飛躍への思いを本紙に激白した。
――高校時代からキックを始めたとのことだが
相内 はい。でも全然本格的じゃなくて、月3回くらい部活が終わった後に菅原道場(千葉・富津市)でミット打ちする程度でした。
――プロ野球に入ってからもキックを練習していたとの“噂”がある
相内 入ったばかりのころ、西武ドームの近くにジムがあって、二軍の練習後に週1くらいで行ってたんです。そしたらそこ、ガラス張りで外から丸見えで。すぐファンに見つかって、球団に「こんなことしてる場合じゃないだろ」と連絡がいって。ルーキーで、しかも問題を抱えて入ってきてたから「何してるの?」ってなって…。「投手なのに拳をケガしたらどうするの?」と言われてやめました。それから8年間は全くやっていなかったです。
――8年ぶりにキックの動きをしてどうだったか。デビュー戦に向けて1か月ほど本格的な練習を積んだ
相内 こんなだったかな?っていうのが最初ありましたけど、スタミナとかは1か月で結構つきました。技術面は、正直意識してなかったです。
――投球とキックでは使うスタミナが違うのか
相内 全く違いました。体力にはそこそこ自信があったんで「3分3R余裕だな」とか思ってたんですけど、やってみたら最初の1分も持たなかったです。そこから走り込んだり、ミット打ちを続けたりしました。今は2Rは持つかなというところで、3Rは気合という感じです。今回、2R使わないで終わっちゃったけど(苦笑い)。
――試合はどうだった
相内 もともと「本番は興奮と緊張でアドレナリンが出て痛みを感じない」って聞いてたんですけど、最初に一発軽いインローもらったら痛くて驚きました。思ったより興奮も緊張もなくて…。人前で何かすることに慣れていたのが裏目に出た? それもちょっとあるかもしれないです。
――見えた課題は
相内 一番は慣れだと思うんです。いろいろな面で。リングで戦うことだったり痛みだったり。何本も(骨を)折って慣れていくしかない。酒と一緒ですよ。吐いて飲んでみたいな。今後は試合数をこなしたい? はい。自分一人で決められることではないですけど、できれば間隔を詰めて試合をしたいです。
――今は肋骨が折れているとのことだが
相内 実は試合まで1か月切ったくらいのタイミングで1本折っちゃって、試合でももう1本折れたんです。本当はもう体も動かせるんですけど、周りに聞いたら「しっかり治しておいたほうがいい」と言われて。どうせまたすぐ折れるんですけど、慢性的になるのも嫌だし。練習は4月から再開する予定です。
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2021年4月1日 11時0分
東スポWeb
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