世界ランキング3位のラファエル・ナダル(スペイン)は、世界中を旅する際に音楽が欠かせないほどの音楽好きだ。その好みは幅広く、好きではないジャンルは一つだけだとGQ誌の取材で明かしている。

「オペラを聴くし、クラシック音楽やポップ、ロックも聴くよ。エレクトロニック音楽だけは聴かないけど。どんな曲を聴くかは、その時の状況や気分に合わせて選んでいるんだ」

彼のプレイリストには、ポップアーティストのデュア・リパからクラシック作曲家のモーツァルトまで、幅広いアーティストの曲が入っている。

ナダルは主に音楽をスマホで聴いており、どこへ行くにもワイヤレスイヤホンを必ず持ち歩いていることも話した。

「AirPodsをいつも持ち歩いてるよ。飛行機に乗ってる間や、試合の直前に音楽が必要だからね」

音楽好きなナダルは音楽業界にも関わりがある。2010年にはコロンビアの人気シンガーのシャキーラの曲「ジプシー」のミュージックビデオに出演し、彼女の相手役を演じた。シャキーラはこの曲の作詞も担当しており、ナダルを選んだ理由についてこう話している。

「私自身がその人のアイデンティティに共鳴する人を探したの。そして、ラファエル・ナダルがその人だったわ。幼い頃からテニスを始め、確か17歳からキャリアにすべてを捧げてきた人だから」

今シーズンのナダルは、背中を痛めたこともあって、準々決勝敗退となった「全豪オープン」に出場したのみ。「ATP1000 マイアミ」も欠場するなど休養を続けているが、もうすぐ始まるクレーシーズンには万全の状態で臨むとしている。4月1日には、世界25位のキャスパー・ルード(ノルウェー)と練習したとInstagramで報告していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0eeee7a7244dff8b93d2637f6675a67c2206ef69