4/1(木) 3:19配信 Tennis Classic
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第2セット先にリードした大坂だったが…

現地3月31日、「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/WTA1000)、世界ランク2位で第2シードの大坂なおみ(日清食品)は準々決勝で第23シードのマリア・サッカリー(ギリシャ/同25位)と対戦。0-6、4-6で敗れた。

思わぬ立ち上がりとなった。第1セット第1ゲーム、ファーストサーブが8本中1本しか入らず。さらにセカンドサーブも浅く入ると、サッカリーに叩かれてしまい、いきなりブレークを許す。第3ゲームもなかなかファーストが入らず。0-40とピンチを迎える。なんとかデュースまで持っていったものの、またもブレークを許して、0-3というスタートに。

逆にサッカリーは、サーブ、ストローク共に好調。大坂のサーブも積極的に叩いていき、第5ゲームもブレークに成功。続くゲームをキープし、わずか21分で第1セットを6-0で先取する。

この日、会場は約7mの風が吹いていた。それもあってか、大坂は第1セット、ファーストサーブの確率がわずか35%と低調に。またリターンゲームで14ポイント中2ポイントしか奪うことができなかった。

セット間、頭にタオルをかけて切り替えようとしていた大坂。第2セット第1ゲーム、同様にファーストサーブが入らず、15-40とピンチを迎えたが、ストロークをコート奥深くに入れていくと、サッカリーのミスを引き出し、この試合初めてキープに成功する。すると続く第2ゲーム、同様にストロークを深くに打ち込んでいくとブレークに成功。第3ゲームもセカンドサーブを叩かれてブレークポイントを3度迎えたが、なんとかキープ。3-0とする。

大坂4-2で迎えた第7ゲーム、またもファーストサーブが入らず。リターンで叩かれると、サッカリーにブレークバックを許してしまう。さらに4オールで迎えた大坂サーブの第9ゲーム、40-0からブレークされてしまう。サッカリーは続くゲームをキープして、4-6。大坂はまさかのストレート負けで準々決勝敗退となった。