【音楽】書籍『シティ・ポップの「音」をつくった男(仮) レコーディング・エンジニア吉田保 録音術』発売 [少考さん★]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
書籍『シティ・ポップの「音」をつくった男(仮) レコーディング・エンジニア吉田保 録音術』発売 - amass
http://amass.jp/145585/
2021/03/26 20:13掲載
高音質盤の金字塔として名高い、大滝詠一『A LONG VACATION』、山下達郎『FOR YOU』のエンジニアとして知られる吉田保。初の単著『シティ・ポップの「音」をつくった男(仮) レコーディング・エンジニア吉田保 録音術』がDU BOOKSから2021年10月発売予定。
手がけてきた数々の名盤、そのサウンドの裏側にはレコーディングスタジオの響き、機材の個性、時代ごとの正統的なテクノロジーが横たわっている、それを語りつくした本。
日本のポップス黎明期からレコーディングスタジオを支えてきた経験から、吉田保自身が携わった作品を通じて、スタジオや機材の進化、アーティストとの録音現場でのやり取り、レコーディング技術の変遷を振り返る1冊。
■『シティ・ポップの「音」をつくった男(仮) レコーディング・エンジニア吉田保 録音術』
吉田保 (著)
2,500円(本体価格/税別)
ISBN 9784866471464
発売年月 2021年10月
版型 A5
ページ数 240(仮)
製本 並製
<著者について>
吉田保(よしだ・たもつ):
レコーディング /ミキシング・エンジニア。1968年東芝EMI録音部入社。1976年、RVC(当時)録音部入社。1979年、CBS・ソニー六本木スタジオ、チーフ・エンジニア就任。1989年、(株)サウンド・マジック・コーポレーション設立。 1999 年日本ミキサー協会設立当初より副理事就任。 2014年、かつて手掛けたアーティストを中心に、自らリマスタリングを手掛けた「吉田保リマスタリング・シリーズ」をソニー・ミュージックダイレクトよりリリース。「古典的な三点定位」「深いリバーブ」が特徴。大滝詠一と山下達郎の諸作品でのエンジニアリング・ワークががとくに有名。現在、日本レコーディングエンジニア協会(JAREC)の理事長を務める。 エンジニアを務めた主なアーティストは、 大瀧詠一、 山下達郎、竹内 まりや、稲垣潤一、吉田美奈子、浜田省吾、 松田聖子、Kinki Kids、ハイ・ファイ・セット、ティナ、スクエアー、アトランティックスター、RAG FAIR 、キンモクセイ等多数。現在ソニー360 Reality Audioの特性を用いたクラシックの新解釈シリーズ、「Yoshida Tamotsu Classic」をリリース。 >>2
ナイアガラ知らんからそんな事が恥ずかしげもなく言える
シティポップのキングがどんだけ世話になったのか DU BOOKSってディスクユニオンか
偏見に満ちた本になってそう >>5
エンジニアで訃報がニュースで出るとしたら誰だろ?
小池光夫? >>1
今ソニーが推してる360音源もやってるんだ >>2
>>3
大瀧詠一=「A LONG VACATION」だし
そのロングバケーションが全くシティ感のないただの懐メロアルバムだからな〜
また寺尾聡の方が圧倒的にシティだわ >>12
子供ながらにシャドーシティはオサレだと思った >>15
そうそう
ルビーの指輪は劣化ストレンジャーって感じだけど
あのアルバムの中に渋いシティな曲が何曲かあった 80年代までは真ん中がぽっかり空いたような音が多かった。 日本の音楽業界は、先進国でダントツに低レベルで、演奏も歌唱力もなってないのが
歌手を名乗ってるけど
海外から見ても、日本の音楽スタジオのエンジニアリングワークは
一流だっていうね。
70年代までは低レベルだったけど、ヤマハがニューミュージックの連中と
一緒になってスタジオ環境の改善やったから、今では世界一のレベル >>22
時代を築いてきたヤマハのポプコンは過小評価されて
当時水面下だったシティポップとか言うのが過大評価される風潮 美味しんぼの主題歌は映像含めてシティポップだな
Dang Dang 気になる
作詞:売野雅勇 / 作曲:林哲司 / 編曲:船山基紀 この頃は深いリバーブがかかった音楽自体が苦手だった 寺尾聰も大瀧詠一も歌詞は松本だから、どっちの歌詞がシティしてるwとかは無意味な話だな
サウンドは明らかに大瀧の方がオシャレだと感じる 大瀧は懐メロリゾートポップ
寺尾聰は昭和の都会サウンド 90年代のオリラブとかICEの方が圧倒的に完成度は高いんだけどな
しかしシティポップはやっぱり都会志向なのに昭和的モッサリレトロと言う絶妙なバランス加減が大事なんだろな 70/80年代 シティ・ポップの名曲 ベスト100
70年代ランキング
1 DOWN TOWN シュガー・ベイブ
2 ピンク・シャドウ ブレッド&バター
3 都会 大貫妙子
5 真夜中のドア〜Stay With Me 松原みき
6 砂の女 鈴木茂
7 恋は流星 吉田美奈子
8 しらけちまうぜ 小坂忠
9 ゴロワーズを吸ったことがあるかい かまやつひろし
10 THE TOKYO TASTE ラジ&南佳孝
11 私自身 いしだあゆみ&ティン・パン・アレイ・ファミリー
12 流星都市 小坂忠
13 September 竹内まりや
14 COBALT HOUR 荒井由実
15 SHININ'YOU、SHININ'DAY Char
16 夢で逢えたら 吉田美奈子
17 風になれるなら 伊藤銀次
18 バイブレイション 笠井紀美子
19 クリスタル・シティ 大橋純子&美乃屋セントラル・ステイション
20 微熱少年 鈴木茂
21 サマー・コネクション 大貫妙子
22 サブタレニアン二人ぼっち 佐藤奈々子
23 インボー・シー・ライン 佐藤博
24 蜃気楼の街 シュガー・ベイブ
25 ソバカスのある少女 TIN PAN ALLEY
26 プールサイド 南佳孝
27 レッツ ダンス ベイビー 山下達郎
28 Gardenia 加藤和彦
29 Love Space 山下達郎
30 冥想 尾崎亜美 31 Windy Lady 山下達郎
32 Solid Slider 山下達郎
33 こぬか雨 伊藤銀次
34 パレード ナイアガラ・トライアングルVOL.1
35 レインボー・シー・ライン 吉田美奈子
36 影になって 松任谷由実
37 ムーンライト・サーファー 石川セリ
38 まちのうた BUZZ
39 星くず 久保田麻琴と夕焼け楽団
40 電話線 矢野顕子
41 北京ダック 細野晴臣
42 日付変更線 南佳孝
43 おいらぎゃんぐだぞ 南佳孝
44 ほうろう 小坂忠
45 ロンリーマン SHOGUN
46 ドリーミング・デイ ナイアガラ・トライアングルVOL.1
47 シンプル・ラブ 大橋純子&美乃屋セントラル・ステイション
48 チャタヌガ・チューチュー 細野晴臣
49 City Lights by the Moonlights 惣領智子
50 RAINY WALK 山下達郎
レコード・コレクターズ
2020年6月号・7月号
特集 1973-1979 シティ・ポップの名曲ベスト100 70/80年代 シティ・ポップの名曲 ベスト100
80年代ランキング
1 SPARKLE 山下達郎
2 プラスティック・ラブ 竹内まりや
3 色彩都市 大貫妙子
4 頬に夜の灯 吉田美奈子
5 君は天然色 大滝詠一
6 TOWN 吉田美奈子
7 真珠のピアス 松任谷由実
8 RIDE ON TIM E山下達郎
9 土曜日の恋人 山下達郎
10 一本の音楽 村田和人
11 ルビーの指環 寺尾聰
12 夏のクラクション 稲垣潤一
13 ようこそ輝く時間へ 松任谷由実
14 I CAN'T WAIT 佐藤博
15 カナリア諸島にて 大滝詠一
16 A面で恋をして ナイアガラ・トライアングルVOL.2
17 シャドー・シティ 寺尾聰
18 そして僕は途方に暮れる 大沢誉志幸
19 あの頃、マリー・サンローラン 加藤和彦
20 EMANON サザンオールスターズ
21 スローなブギにしてくれ(I want you)南佳孝
22 優しい夜の過ごし方 加藤和彦
23 雨のウエンズデイ 大滝詠一
24 恋するカレン 大滝詠一
25 あまく危険な香り 山下達郎 26 LOVELAND、ISLAND 山下達郎
27 これは恋ではない ピチカート・ファイヴ
28 電話しても 村田和人
29 土曜の夜はパラダイス EPO
30 ニューヨーク・コンフィデンシャル 加藤和彦
31 YOUNG BLOODS 佐野元春
32 SAY GOODBYE 佐藤博
33 タワー・サイド・メモリー 松任谷由実
34 No End Summer 角松敏生
35 マイアミ午前5時 松田聖子
36 SUMMER SUSPICION 杉山清貴&オメガトライブ
37 新・東京ラプソディー 山下達郎
38 テレフォン・ナンバー 大橋純子
39 My Sugar Babe 山下達郎
40 ペパーミント・ブルー 大滝詠一
41 君に、胸キュン。 YMO
42 ALL AROUND ME Char
43 PARK Ave.1981 EPO
44 COMPLICATION SHAKEDOWN 佐野元春
45 クルージング・オン ブレッド&バター
46 LOVETRIP 間宮貴子
47 OFF SHORE 角松敏生
48 Sunset 松下誠
49 恋人がサンタクロース 松任谷由実
50 ピーターラビットと私 大貫妙子
レコード・コレクターズ
2020年6月号・7月号
特集 1973-1979 シティ・ポップの名曲ベスト100 正直山下達郎とかアーティストよりバックで演奏してる
一流のスタジオミュージシャンのお陰やろ >>36
訂正
レコード・コレクターズ
2020年6月号・7月号
特集 1980-1989 シティ・ポップの名曲ベスト100 シティポップとくくっていいのは昭和50年代までだな >>40
1975年かww
流石にモッサリ過ぎて全く都会的な感じはしないわ
80年代に突入してようやくちょっとだけオサレになった感じなのに 寺尾聡がなんで当時あそこまでバカ売れしたのかを解き明かすほうが意義があるな
なんであんな薄口フュージョンな曲がベストテンの永久設置の赤いソファーまで作らせたのかについて 俺もガキの頃はレコーディングエンジニアになりたかったな これからはアイドルがキツイ年齢になった女がシティポップを歌う
脱ヲタした気の元ドルヲタもシティポップに行く
そしてシティポップの現場で再開する、そんな時代 11 ルビーの指環 寺尾聰
(解説)
81年度のレコードセールス年間1位、その年の音楽賞を
総舐めにした大ヒット。ハイライトの日本レコード大賞
では、作曲の寺尾、作詞の松本隆、編曲の井上鑑も各部
門賞獲得の完全制覇。井上が参加するセッション・ミュ
ージシャン集団:パラシュートの演奏も高評価を得た。
タイヤのCMソングとして81年2月にシングル発売され、
後続アルバム『REFLECTIONS』をリード。でも所属し
ていた石原プロモーションの重役には、当初「こんなお
経みたいな曲が売れるわけがない」と言われたとか。 17 シャドー・シティ 寺尾聰
(解説)
俳優のイメージが強い寺尾聰だが、元々はGSのザ・サベ
ージ出身で66年デビュー。70年にはボサノヴァ風味のソ
ロ作を出した生粋の先取り音楽人である。81年のメガヒ
ット『REFLECTIONS』とシングル「ルビーの指環」に
先んじて80年夏に発売され、「ルビーの指環」のヒット
後に週間セールス・ランキングで最高19位をマークした。
それらの影に隠れがちだが、和製AOR的評価はコチラが
上。呟くようなヴォーカルにテンション・コード満載の
アレンジ、オトナの粋がココにある。 >>42
薄口フュージョンとか言ってロックかぶれの洋楽バカが日本でさんざんバカにしてきたものが
外国から今になって評価されてるんだから面白いよねw 売れ過ぎたらシティポップって言われないのなw
契約切られない程度の売り上げが前提。
「ワインレッドの心」でブレイクする前の「安全地帯T」
はシティポップじゃない?ブレイク後はモロに歌謡曲に
振ってたけどね。 イメージ的には日本でAORと呼ばれてた欧米ポップスサウンドに歌謡曲を融合したものがシティポップだわ
だから寺尾聰『REFLECTIONS』はまさにお手本のようなシティポップだし
逆にジャケットだけシティポップで中身はただの懐メロサウンドの大滝詠一『A LONG VACATION』はシティポップとは言い難い
結局寺尾の場合「特大ヒットで老若男女に大人気」「俳優」「イケメン」と音楽ライターが嫌いそうな要素が多過ぎるからないがしろにされがちなんだよな この人の音を聴くとドラムとベースがいかに大切かよく分かる >>48
『熱視線』ぐらいまではシティポ寄りのオサレ音だと思う
『悲しみにさよなら』がヒットして玉置が「もともと安全地帯はこういう音楽なんですよ」と発言して
すごく納得できた 安全地帯は月が似合うような夜の都会のイメージだなぁ。ワインレッドの心よくそういう場所で聴いたせいもあるw属に言われるシティポップは太陽が似合う爽やか系じゃね? AOR(けっして音楽のジャンルではない)は「海」「海岸」「リゾート」的な曲と「摩天楼」「夜景」「夜のハイウェイ」的な曲が存在するからな
だから夜の都会イメージの曲もシティポップど真ん中だと思う
達郎のride on timeみたいな「夏」「青空」「海」だけがシティポップではない
逆にチューブとかは「夏」「青空」「海」なイメージだけどサウンドが80年代半ば以降の所謂産業ロックな音だから
海外の80年代半ば以降のシカゴやリチャードマークスの曲をあまりAORと呼ばないのと同様にシティポップの正統派からはやや外れてしまう >>54
ああホントだ
しかし日本の場合欧米のトレンドからやや遅れてたから
昭和60年(1985年)はもろシティポップなサウンドで溢れかえってた時代じゃね?
安部恭弘の「Frame Of Mind」とか濱田金吾の「ハートカクテル」「Fall in Love」とか昭和60年のアルバム 同じシティポップと呼ばれるものでも角松敏生あたりになると一気にダサさが増すよね ええ〜角松こそ最強のシティポッパーだろ
達郎でもMOONGLOWよりも前のアルバムはモッサリし過ぎてる
あと黒人色が強い曲もシティポップに含めるんだったら90年代の楽曲の方が圧倒的に上だから 萩原健太「もう、スペクターよりもスペクターっぽいサウンドして」
達郎「これはエンジニアに吉田保さんって人がいましてね(笑)ミスター・エコーと言う」
大滝詠一「スペクターより3倍エコーが多い(笑)」
達郎「多いと言う人で(笑)」
詠一「だからアレだよね。後半、日本の場合スペクター=エコーになったのは吉田保さんが悪いんだな」
健太「大滝さんのレコードも、達郎さんのレコードも、やけにエコー多いですもんね」
詠一「私はね『ロング・バケイション』あんまりエコー多くないの。なんか反省したらしいんだよ保さんが。
“どうも、あれはエコーが多くなかった” って。もう、それ以降ものすごくエコーが多くなって(笑)」 キリンジが2000年ぐらいに出てきた時にシティポップ再臨の兆しはあった >>49
でもリアルタイム世代の感想だと、寺尾さんのボーカル入るとムード歌謡に聴こえちゃうんだよなあ 今井美樹とかオリラブのアルバム曲とか古内東子とか
90年代も普通にシティポップだった気がするわ
久保田利伸とかICEはちょっとブラック色が強過ぎるかな〜 >>61
それだったら達郎だって上に乗っかってるメロディがやたら演歌臭い時あるし
ムード歌謡とAORの融合→シティポップって感じで良いんじゃないの? >>33
5 真夜中のドア〜Stay With Me 松原みき
海外でえらくウケてると聞いて、どんなもんかとYou Tubeで見てみたら俺もハマった >>35
5 君は天然色 大滝詠一
81年発表の歴史的名盤にして、80年代
シティ・ポップの趨勢を決定づけた『ア
・ロング・バケイション』のリード曲。
シングルはオリコン週間セールス・ラン
キング36位の成績だったが、アルバムは
2位まで上がって発売1年でミリオン・
セラーに。この曲はそのシンボル的楽曲
として広く親しまれている。ナイアガラ
印の和製ウォール・オブ・サウンドと松
本隆が綴るノスタリジックな詩情、そし
てそれを見事視覚化した永井博のアート
アークと、コンビネーションも完璧 >>35
15 カナリア諸島にて 大滝詠一
名盤『ア・ロング・バケイション』か
らの最初のシングル『君は天然色』の
カップリング。大滝は制作前から「J.D.
サウザー『ユア・オンリー・ロンリー』
みたいなアルバムを作りたい」と話し
ていたそうだが、最初に書き上げたこ
の曲がまさしくこれ。サウザーはロイ・
オービソンへのリスペクトを込めて件
の曲を書き、その意匠は本作へと受け
継がれた。歌詞のないデモでもリゾー
ト感たっぷりだったというから、80年
代シティ・ポップの潮流を決定づけた
曲と言えるかも。 >>35
23 雨のウエンズデイ 大滝詠一
『ア・ロング・バケイション』からの
2ndシングル『恋するカレン』のB面
曲。ブルージーな心象風景を、細野晴
臣や鈴木茂ら、かつての仲間たちを含
むスモール・コンボで録音したそう。
カップリング曲がA面曲の人気を上回
るのは意外な感じもするが、ヒット曲
とはその頃の時代感や大衆のニーズに
よって生まれるもの。40年も経過すれ
ば、自ずと時代背景や音楽の評価軸は
変化する。その結果として逆転現象が
発生するのは決して不思議なことでは
ない。 >>49
自分も同じ認識だな
でも大滝もそうだけど岡崎友紀のドゥーユーリメンバーミーや多岐川裕美の酸っぱい経験
みたいな旧世代ポップスの模倣がシティポップ枠に入ってたりするよね
不思議なんだがどういうことなんだろう >>35
24 恋するカレン 大滝詠一
日本のポップス史に燦然と輝く超名盤
『ア・ロング・バケイション』(81年)
からの2ndシングル。名作曲家バリー・
マンが、ウォーカー・ブラザーズやライ
チャス・ブラザーズらに提供した楽曲群
に着想を得たとされる。直接的には、
79年に男性声優によるバンド:スラッ
プスティックに提供した「海辺のジュリ
エット」に新しいサビのメロディを追加
し、松本隆の詞を採用。多重コーラスや
甲高いピアノの響きで日本のポップスら
しさを強調した。編曲の多羅尾伴内は
大滝の変名。 >>36
40 ペパーミント・ブルー 大滝詠一
80年代シティ・ポップの方向性を決定づけ
たメガヒット『ロング・ヴァケーション』
に続き84年に発表された、大滝の生前最後
のオリジナル・アルバム『EACH TIME』収
録曲。シングル・カットのない作品だった
が、実質この曲がリード・トラックとして
扱われ、ラジオなどでもよくプレイされて
いた。極彩色から薄荷味のメロウネスに変
わっても、職人技を凝らした大滝メロディ
は普遍。もちろん作詞は松本隆の世界観で。 カテゴリーなんかどうでもいいじゃない、好きな曲聞いてればそれでいいよ
『この曲はシティポップだから』だから何? ロリポップとシティポップの違いって
ただの歳の差? >>34
34 パレード ナイアガラ・トライアングルVOL.1
大滝詠一、山下達郎、伊藤銀次による『ナイ
アガラ・トライアングル Vol.1』から、「ド
リーミング・デイ」に続いてのランクイン。
作詞・作曲・編曲すべて山下達郎の手による
楽しい曲で、シュガー・ベイブに2作目があ
ったらコレがリード・トラックになっただろ
う。実際デモ録音やライヴ音源は存在し、シ
ュガー・ベイブ『SONGS』再発の度にボー
ナス収録されている。そのタイミングでTV番
組『オレたちひょうきん族』のエンディング
にも使用された。 >>34
46 ドリーミング・デイ ナイアガラ・トライアングルVOL.1
大滝詠一と元シュガー・ベイブ組の山下達郎、
伊藤銀次による企画盤『ナイアガラ・トライア
ングル Vol.1』の1曲目。シングル・カットさ
れた「幸せにさよなら」のカップリングに選ば
れた明るい楽曲で、作詞:大貫妙子、作曲/ヴ
ォーカル:山下達郎、演奏陣にも元シュガー・
ベイブのメンバーが揃っており、幻に終わった
彼らの第2作の残り香が漂う。中間部の楽しい
コーラスは吉田美奈子によるもので、達郎が敬
愛するラスカルズの影響がクッキリ。 >>35
16 A面で恋をして ナイアガラ・トライアングルVOL.2
大滝詠一、杉真理、佐野元春の3人から成る
『ナイアガラ・トライアングル Vol.2』(81年)
からのシングル曲。大滝に化粧品キャンペーン・
ソングの依頼があり、一旦は断ったものの、既
にできていたキャッチコピー“A面で恋をして”を
聞いた途端にメロディが閃いた。だが『ア・ロ
ング・バケイション』や松田聖子への楽曲提供
に続くソロ・ワークになるのを躊躇い、このフ
ォーマットになった。松本隆の詞を3人のリー
ド・ヴォーカルで繋いでいく辺りが楽しい。 >>24
タイトルからはドラゴンボールの主題歌しか連想できない シティ・ポップかどうか知らんが
サマータイムって曲が好き >>47
あくまで海外(アジアを含む)の音楽マニア間の話だから、大して音楽に興味ない外国人(欧米人)に聞かせたら「なんだ、こんなの昔はやった俺たちの音楽のパクリじゃねーか」と言われるのがオチ シティポップ好きって結局あの時代をリアルタイムに生きてないと好きになれないだろ
曲調や音もださださだし 真夜中のドアて曲いいな
めっちゃ昔の曲だなってわかるけど
好きだわ なんで今世界で流行ってるシティポップの発掘者がチョンDJって事になってるの? >>36
34 No End Summer 角松敏生
80’sシティ・ポップの代表的アーティスト、
角松敏生が83年に発表した3rdアルバム
『ON THE CITY SHORE』のオープニング
・ナンバー。シングルになったのはライヴ定
番のCMタイアップ曲「TAKE YOU TO THE
SKY HIGH」だが、ことシティ・ポップ・シ
ーンでは、開放感全開のインパクトでこの曲
が優位に立った。後にプロデューサーとして
名を馳せる角松の、初セルフ・プロデュース
作品でもある。近年は海外からの再評価機運
も高まってきた。 >>36
47 OFF SHORE 角松敏生
ヒップホップに大胆アプローチを試みたエポ
ック・メイキングな5作目『GOLD DIGGER
~with True Love~』(85年)のエピローグ
を飾った名曲。人気クイズ番組のエンディン
グ・テーマに使用され、アカペラ・パートを
追加したリテイク・ヴァージョンでアルバム
からの2枚目のシングルに選ばれた。アーバ
ン・ファンク色が強い角松楽曲にあっては普
遍的ポップ・メロディを持ち、今でもライヴ
のアンコール定番としてファンの人気曲とな
っている。 ユーミンやサザンは度外視かと思いきや「EMANON」とか入ってるね。
基本アー単位でなく曲単位なのか。
だとすると「ワインレッドの心」以前の安全地帯「イリュージョン」「Run of Luck」
とかも入っていいもんだがな。曲のふいんき(なぜか変換できない)からして。 杉オメが完膚なきまでに無視されてるのはなんでだろ〜♪ >>33
4 中央フリーウェイ 荒井由実
ハイ・ファイ・セットや庄野真代のヴァー
ジョンでも知られる荒井由実(現・松任谷)
の初期名曲。元々はユーミンがTV番組で、
共演者のかまやつひろしと楽曲交換する企
画で生まれ、ムッシュへの提供曲として書
かれたもの。それから間もなく、ユーミン
自身の76年作『14番目の月』に本人ヴォー
カルで収録。都心から中央道で郊外へ下っ
ていく詞のワクワク感が、如何にも当時の
シティ・ポップを象徴している。歌詞への
理解ナシにその高揚感は伝わりにくいかも
しれない。 >>33
14 COBALT HOUR 荒井由実
ユーミンがまだ荒井姓だった75年に発表し
た3rdアルバムのタイトル曲。アルバムから
は先行シングル「ルージュの伝言」がヒット
し、ハイ・ファイ・セットに提供した「卒業
写真」のセルフ・ヴァージョンも人気を集め
たが、こうしたフロア・フレンドリーなグル
ーヴ・チューンが上位にくるのが現在のシテ
ィ・ポップ事情を反映している。演奏は後に
夫となる松任谷正隆(key)や細野晴臣(b)
を含むティン・パン・アレー・ファミリー。 >>34
36 影になって 松任谷由実
ユーミンの通算8作目、結婚後4作目に
あたる79年作『悲しいほどお天気』に収
録されたAORチューン。リ・スタート直
後の彼女は年2作のハイペースでアルバム
を作り、これも人気作『OLIVE』から4ヶ
月あまりで発売。しかし前作の明るいイメ
ージからは一転、私小説的内容を持ち、世
田谷区成城周辺の情景をアダルトなサウン
ドに乗せて内省的に描いている。ユーミン
らしいコード進行の妙と松任谷正隆の緻密
なアレンジによる夫婦随伴の隠れた名曲。 >>35
7 真珠のピアス 松任谷由実
82年リリースの通算13作目となる『PEARL
PIERCE』の人気曲。このアルバムは、西海
岸テイストの強い清涼感溢れるAOR作品だ
が、キレの良いギター・カッティングでス
タートするこの曲は、まさにその象徴と言
える。エモーショナルなギター・ソロは、
職人:松原正樹によるもの。夏の情感を湛
えながら、その実、複雑な心模様を歌った
失恋ソングというあたりが、如何にもユー
ミン。夫君:松任谷正隆の緻密なアレンジ
が、それを聴きやすく演出している。 >>35
13 ようこそ輝く時間へ 松任谷由実
シティ・ポップ名盤連発のユーミン作品群に
あって、82年リリースの通算13作目『PEARL
PIERCE』は、西海岸テイストの強い清涼感
溢れるAORアルバムになった。「Dang Dang」
や「真珠のピアス」といった有名曲が多く収
録されているが、小気味良いギター・リフに
導かれてオープニングを飾ったこの曲は、ア
ーバンなアルバム・カラーを象徴したミディ
アム・メロウ・チューン。流麗なストリング
スに女性コーラスと、サウンドもゴージャズ。 ユーミンの「PEARL PIERCE」と「昨晩お会いしましょう」は120%のシティポップだわ
これを無視してただの懐メロサウンドを持ち上げてるんだったら流石に滅茶苦茶過ぎる
なんか見えない力が働いてるんじゃないかと疑ってしまうレベル >>36
33 タワー・サイド・メモリー 松任谷由実
ピンク・フロイドやレッド・ツェッペリンら
のアートワークで有名な世界的デザイナー集
団:ヒプノシスが手掛けたジャケットが印象
的な81年作『昨晩お会いしましょう』のオー
プニング・ナンバー。神戸を舞台にした失恋
模様を、当時のスタイリッシュなAORサウン
ドに乗せ、美しくもクールに表現している。
半年前の前作『水の中のASIA』、半年後の
米西海岸テイスト濃厚な『PEARL PIERCE』
に挟まれ、どこか英国風の知的風情も漂って…。 >>36
49 恋人がサンタクロース 松任谷由実
80年発表のユーミン10作目『SURF & SNOW』
収録曲。シングル・カットはなかったものの、
原田知世主演のホイチョイ映画『私をスキー
に連れてって』(87年公開)の挿入歌として、
ユーミンの代表曲のひとつに数えられている。
もちろん山下達郎「クリスマス・イヴ」と並ん
で、J-ポップ・シーンを代表するクリスマス・
ソングの定番としてお馴染み。一方、聖歌であ
りながらギターがドライヴするロック・チュー
ンという異色の組み合わせが斬新でもある。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています