3/18(木) 8:46配信
スポーツ報知

羽鳥慎一アナ

 18日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)で、東京五輪・パラリンピックの開閉会式の演出を統括するクリエイティブディレクター・佐々木宏氏が開会式に出演予定だったタレントの渡辺直美の容姿を侮辱する演出案を考案していたと文春オンラインに報じられた問題を受け辞意を表明したことを報じた。

 番組では、文春の報道を紹介した。それによると、佐々木氏は演出チーム内のLINEに渡辺が豚に変身する演出案を送り、豚と「オリンピック」をかけて「オリンピッグ」などと書き、豚の絵文字まで使っていたがチーム内の批判を浴び、撤回に追い込まれたという。

 この報道が明らかになると組織委は17日に佐々木氏の謝罪文を公表。文書には「渡辺直美さんに対しては、大変な侮辱となる私の発案、発言となること。これは取り返しのつかないことです。心から反省して、ご本人、そして、このような内容でご不快になられた方々に、心からお詫び申し上げます。文春さんから電話取材を受けた段階で、この私のLINE上での、大失言が表に出て、渡辺直美さんにも伝わるときが来たら、責任をとって辞表を出すべきと考えて来ました。あと数ヶ月に近づいたオリンピック・パラリンピック開閉会式を日々死にものぐるいで準備するメンバーにも、本当に申し訳ない気持ちです。先程、橋本会長には、夜分ではありますが、お電話で、私の辞意をお伝えしました。あらためて、辞表を書かせて頂き、お届けするつもりです」と辞意を表明していた。

 司会の羽鳥慎一アナウンサーは「すぐに周囲が指摘したように、渡辺直美さんに対して本当に失礼なアイデアなんだなと思います」と指摘した。一方でチーム内での打ち合わせ段階のアイデアが問題となったことに「時代というか、クリエイターが本当に初期の段階で内々で出したアイデア。周りがすぐに何を言っているんですか?って言って否定したところが公になって辞任にまで至ってしまう時代なんだな」とコメントしていた。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/db3dae11b4699fe7d439dbd6f743e7d1aa813efb