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文春オンライン

「芸能界に興味ない」サボり、無視……広瀬アリス「反抗期」を変えた3年前の出来事
青年マンガ好きのアリス
「どうしてそれくらいできないの。ふざけんな。出てけ!」

 そう言って、子どもを保育園へ迎えに行くのを忘れた夫に向かって、カニの足を投げつける妻。演じるのは、初めての母親役を務める広瀬アリス(26)である。

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 アリスが初めてフジの連ドラでヒロインを務める「知ってるワイフ」。

「ファミレスで働きながら、“ワンオペ育児”に追われる妻を熱演しています。一方、関ジャニ∞の大倉忠義(35)扮する銀行員の夫は、家事に消極的でゴミ出しすらしないくせに、激昂する妻に不満を持ち、タイムスリップして妻を入れ替えようとするSFラブストーリーです」(芸能記者)

 アリスは妻役に加え、無邪気に笑う女子高生や、母を介護しながら働く芯の強い銀行員と3つの顔を見せている。初回の視聴率こそ6.1%と高くはなかったが、数字を伸ばし、2月11日放送の第6話は7.8%に(その後、第7話から4週連続7.6%)。

「昨年放送の『トップナイフ―天才脳外科医の条件―』(日本テレビ系)は平均11.3%、『七人の秘書』(テレビ朝日系)は14.5%とアリスの出演するドラマは高視聴率を叩き出している。表情豊かで三枚目の役も演じられる彼女にオファーが相次いでいます」(同前)

 バラエティー番組にも引っ張りだこで、

「3月7日放送のピン芸人日本一を決める『R-1グランプリ』でMCを担当。彼女は気さくでぶっちゃけトークもできて、場を盛り上げるのがうまい」(同前)
「芸能界に興味ない」“反抗期”だったころ

 いまや9社のCMに出演するアリスだが、以前は「すずの姉」や「すずじゃないほう」と言われ続けてきた。先に売れた妹とは言わずと知れた広瀬すず(22)である。

「すずは2015年に連ドラ『学校のカイダン』(日テレ系)で主演してブレイク。さらに同年公開の映画『海街diary』では日本アカデミー賞新人俳優賞など新人賞を総ナメにした」(同前)

 一方、姉はデビュー当初から“反抗期”が続いていたという。地元・静岡の知人が明かす。

「お姉ちゃんは小学6年のとき、地元の七夕祭りでいまの事務所にスカウトされた。モデルデビューしても『芸能界に興味ない』『バスケがやりたくてオーディションをサボった』と言っていたのです」

 芸能関係者が続ける。

「事務所に呼び出されても無視して行かなかったり、行っても途中で逃げ出したりしていた。オフの日に行方不明になったことも。事務所のスタッフにも不貞腐れた態度で接していました。地方ロケでおいしいものを食べて太って帰ってくるので、ダイエットを勧められても、従わなかった」

サボり癖がなくなったきっかけとは?

 仕事に穴をあけることこそなかったものの、サボり癖のあったアリス。転機となったのは、3年前。17年から18年に放送されたNHKの連続テレビ小説「わろてんか」への出演がきっかけだった。

「葵わかな演じるヒロインのライバルである漫才師という難しい役柄に直面して、『ここで足跡を残さないとダメだ』と一念発起したんです。撮影のため大阪で週6日過ごし、共演者が飲みにいくなか、我慢して朝6時からジムへ通い、体型も変わり、ダイエットにも無事成功。コミカルな役も演じられる女優として評価を高めたのです」(同前)

 共演者との仲はというと、

全文はソース元で
https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210316-00044022-bunshun-000-1-view.jpg
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e3653dadf2073697b769ac6835610d999be04e0