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NEWSポストセブン

渡辺直美、アメリカ移住直前撮「エディ・マーフィになる!」の野望
舞台終わりの渡辺直美

「直美さん、お帰りです!」

 2月下旬、舞台終わりの渡辺直美(33才)が駐車場に現れると、周囲が突然慌ただしく動き出した。女性がサッと白のポルシェ911カレラ4Sカブリオレの助手席に荷物を詰めば、もうひとりの男性が運転席を全開にし待機。スマイルマーク柄のピンクレッドのトレーナーとブルーデニムという出で立ちの渡辺は、やや手こずりながら巨体を運転席に押し込むように乗ると、自らハンドルを握って走り去った。

 4月から日本のテレビレギュラー番組などを卒業して、活動拠点を米国に移すことを発表した渡辺は、今やグローバルタレントだ。

 公式インスタグラムは、国内タレントナンバーワンの938万人ものフォロワーを抱え、2017年には米国発のファッション誌『VOGUE』の公式YouTbueにメイク動画がアップされるなど、そのファッションセンスは世界レベルで注目されてきた。

 また、昨年7月には、公式YouTube「NAOMI CLUB」に、ゆりやんレトリィバァ(30才)と2人で、レディー・ガガ&アリアナ・グランデの『Rain on Me』のミュージックビデオのパロディー動画を公開。ガガからは、ツイッターで「Love this!!!」と認められて、米国内でも話題を呼んでいた。

 ある芸能リポーターは「今回契約した米国のエージェント会社は、ビヨンセも所属する『ICMパートナーズ』と、女子テニス大坂なおみ選手らが所属するスポーツとインフルエンサー業界で最大手の『IMG』と、ともに超一流。かつての日本人タレントには無かったほどに最高の条件を整えて、満を持しての渡米なのです」と解説する。
 既にニューヨークに拠点を持っている。2年前にマンションを購入したという。

「マンハッタン地区は平均的なマンションでも1戸の価格は最低100万ドル(約1億8000万円)。直美さんは『半分キャッシュで半分はローン』と言っていますから、彼女クラスなら平均の10倍の家に住んでいてもおかしくはない。なにせSNS関連だけで収入は年間4000万円、様々なお仕事を合わせると億単位の年収でしょうからね」(前出・芸能リポーター)

『笑っていいとも!』のレギュラーや、モデルやファッションブランド展開など、これまでの日本での芸能活動も予定通り、思い通りに全ての夢を実現してきたと話す渡辺は、「今後は40才までにハリウッドでコメディー主演映画を作って、表彰されるようになること」と、目標を定めている。

 タレントのデーブ・スペクターらからは「英語がネイティブじゃない日本人は厳しい」とも言われているが、一番の特技は言葉を使わない形態模写。「まずは、特技とファッションでの影響力という強みを生かして、実績を積み上げる。勉強中の英語が完璧になった暁には、エディー・マーフィ(59才)らのような映画に主演するコメディアンに挑戦するとのことです」(前出・芸能リポーター)

 野球やテニス、バスケットボールなどのスポーツでは、米国でも続々と成功者が出てきた日本だが、タレント界では、まだ俳優の渡辺謙(61才)ぐらい。もうひとりの渡辺が、お笑い界で初の世界的成功をつかむ姿を、楽しみに待っている。

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