0001湛然 ★
2021/03/08(月) 05:29:54.71ID:CAP_USER93/8(月) 5:00 オリコン
https://news.yahoo.co.jp/articles/64b9ae357d644b041d18d984a5b22374ae21c71b
3月24日放送、ドラマスペシャル『東京地検の男』に“京都地検の女”名取裕子が出演。「芝居モンスター」の3ショット(左から)市川猿之助、沢村一樹、名取裕子 (C)テレビ朝日
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俳優の沢村一樹が主演するテレビ朝日系ドラマスペシャル『東京地検の男』(24日放送 後8:00〜9:48)に、女優の名取裕子が出演することが明らかになった。沢村と名取の共演は16年ぶり。名取といえば、同局系ドラマシリーズ『京都地検の女』で庶民派検事・鶴丸あやを長年演じてきたが、今回は女性初の検事長の座を狙うエリート検察官・剣崎亮子役での起用。それでも、「主婦の勘」という鶴丸の決めぜりふは健在で、「みんなが閉塞感を抱えている今、このドラマを観てスカッとしてほしい」と、話している。
本作で名取が演じる剣崎は、東京地検の刑事部部長。マイペースで変わり者の庶民派検事・東丸信助(沢村)が、あきらめない執念で事件の真相を追い求めるがゆえに、本来の職務範囲を逸脱しないよう戒める一方で、強い正義感をもった彼を応援したい気持ちも持ち合わせている人物。ただ、東丸の行動が自身の出世に悪影響を及ぼす可能性をはらんだ時、剣崎はどうするのか? 東丸の敵か、味方か。
名取は「組織を大元から正したいと思っている人です。多くの挫折を経験して“力が欲しい”と思った人なんだろうなと思いました。『やりたいことをやるには偉くなるしかない!』という気持ちで、頑張っている人を救おうとする剣崎は、演じていてとても楽しいキャラクターでした」と、話している。
沢村とは、ドラマ『年下のひと』(2005年)で恋人役を演じて以来、約16年ぶりの共演となる名取。「その時もいろんな話をして大笑いしていた思い出があるんですが、久しぶりにお会いしても全然変わっていなかったですね」と、クランクイン直後から和気あいあいと撮影が進んだと語る。
また、本作で沢村が演じる庶民派検事・東丸について「ちょっと“男・鶴丸あや”っぽいですよね、“主夫の勘”みたいな(笑)」と分析。対する沢村は「とても気配りをしてくださる一方で、本当にあっけらかんと『私、天然だから!』と言っちゃうような方なので、実は名取さんご本人と、僕が演じる東丸のキャラクターが少し似ているな、と思っていました」と語るなど、お互いにドラマのキャラクターとの不思議なリンクを感じているよう。沢村×名取、名優2人の共演に期待が高まる。
本作には、東京地検の花形部署・特捜部のエース、三枝浩一役で市川猿之助もメインキャストとして出演するが、もともと歌舞伎の大ファンだという名取は、「猿之助さんとご一緒できるのをすごく楽しみにしていたんですけど、期待を裏切らない面白さでしたね! 『こんなにやってもらっていいの!?』というくらい、予想をはるかに超えるいろんなことをしてくださいました(笑)」と、猿之助が生み出した強烈なキャラクターに大興奮。「お花を切ったり、お抹茶を点てたりするのもメタファーになるんじゃない?」という名取の提案で、急きょ猿之助がお茶を点てるカットが追加されるなど、遊び心も満載されている。
検察事務官・桐野圭太役の矢本悠馬が「芝居モンスター」と称した、沢村、名取、猿之助の演技バトルが見どころであることは間違いなし。名取は「ニュースで話題になっていることや、私たちが実際に憤りを感じていることを上手く取り入れて、『こんな風に解決してくれたらいいな』『こんな検事がいたらいいな』と思えるような、夢や希望を与えてくれるドラマになっていると思います。立場の弱い人たちが報われる…そういう世の中であってほしいという願いも込めて、前向きな気持ちになれる作品だと思いますので、ぜひドラマの醍醐味を味わってください!」と、視聴者にメッセージを送っている。
(おわり)