テコンドーの全日本選手権は7日、東京・駒沢体育館で行われ、男子74キロ級は浜田康弘(ベンチャーバンク)が東京五輪68キロ級代表の鈴木リカルド(大東大)を決勝で下し、優勝した。
男子74キロ級決勝は、昨年の東京五輪代表最終選考会で68キロ級の切符を最後まで争った2人による再戦となった。約1年ぶりに鈴木に雪辱を果たした浜田は「シンプルにうれしい」と白い歯を見せた。
一進一退の攻防にも「自分のペースに持っていく」と集中を切らさず、終了間際に鮮やかな逆転勝利。前足で押し勝つ力強さが際立ち「東京五輪のリザーブとして、いつでも出られるように準備してきた」と胸を張った。
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