0001砂漠のマスカレード ★
2021/03/02(火) 07:22:04.27ID:CAP_USER9* * *
田口が大切にする言葉は笑顔。「投手は試合をつくる人で全ての責任を背負っている。だからこそ、自分がどんな時でもチームを明るくしなきゃいけない。投げる時は自分が中心にいるんだから」。ファンが知るように、物まねを披露するなど明るい性格。練習でも大きな声を上げるなど、周囲はいつも笑顔だった。
その笑顔が消えた時があった。2年連続2ケタ勝利を挙げた翌年の18年(2勝)。不調に陥りファーム降格した時は「皆が自分を下に見てるような気がした」と報道陣をシャットアウト。闇の中でもがきながら、ひたすら1軍の舞台を目指し続けた。
1軍に戻った19年の主な起用はリリーフ。先発をしたいという思いを持ちながらも「やるからにはその場所で頂点を目指したい」と、時には痛みを我慢して腕を振り続けリーグ優勝に貢献。優勝の瞬間は高校最後の大会で敗れた時も泣かなかったという左腕の目に涙があふれていた。
そして、開幕ローテをつかんだ2020年6月20日。阪神戦(東京D)で5回1失点の力投で白星をつかみ、777日ぶりの先発勝利を飾った。帰宅後、妻・芽衣夫人と1月に誕生した愛する息子へウィニングボールを渡した。「遅くなってごめん。これからもっと頑張るから」。様々な経験を経てつかんだ1勝。覚悟と決意を込めた新しいスタートだった。
田口の野球人生においての目標は200勝。新背番号は400勝投手の金田正一氏が背負った「34」に決まった。先発としての大きな期待の表れだろう。前向きな田口ならこれもまた「チャンス」だと思ってやる気に満ちあふれているはずだ。新天地でも笑顔を忘れず、野球界の第一線を走り続けてほしい。(巨人投手担当・玉寄 穂波)
◆田口 麗斗(たぐち・かずと)1995年9月14日、広島市生まれ。25歳。広島新庄高では3年夏の広島大会決勝で瀬戸内高の山岡(現オリックス)と投げ合い、延長15回両軍無得点の引き分け。再試合は0―1の完投負けで甲子園出場なしも「東の松井(神奈川・桐光学園―楽天)、西の田口」と注目され高校日本代表選出。13年ドラフト3位で巨人入団。2年目の15年にプロ初勝利。19年は主に中継ぎでフル回転し、同11月のプレミア12で侍ジャパンに選出され優勝に貢献。171センチ、81キロ。左投左打。年俸7000万円。
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3/2(火) 7:00配信
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