NHK　首都圏 NEWS WEB
火災予防運動 のんさん一日署長
03月01日　12時26分 ※引用元サイトに動画あり
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210301/1000061000.html


春の火災予防運動が１日から始まり、東京・墨田区では一日消防署長を務める俳優ののんさんが、地震の揺れを再現する最新の装置などを体験しました。

この催しは東京消防庁が開いたもので、会場となった墨田区の「本所防災館」では、はじめに俳優ののんさんに一日消防署長の辞令が交付されました。

のんさんはこのあと、リニューアルされたばかりの地震の揺れを再現する装置を体験しました。

この装置は、住宅だけでなくコンビニエンスストアの店内や通学路など５つの想定があり、揺れている最中、それぞれの想定によって異なる注意点などが画面に表示されるのが特徴です。

のんさんはコンビニエンスストアにいるという想定で震度５強の揺れを体験し、揺れが始まるとすぐにその場に伏せたうえでカバンを頭の上に置き、身を守っていました。

のんさんは「先日の地震で東日本大震災を思い出した方もいたのではないでしょうか。火災が発生した時の消火方法などを一緒に学びましょう」と呼びかけていました。

また、東京消防庁の安藤俊雄消防総監は「東日本大震災からまもなく１０年となりますが、地震の発生に備えて消火器の使い方などをあらためて確認し、防火対策を徹底してほしい」と話していました。

（おわり）


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