開幕スタメンまであるかもしれない。DeNAのドラフト2位新人・牧秀悟内野手(22=中大)の評価がうなぎ上りだ。今キャンプ初実戦となった8日の紅白戦では昨季4勝の2年目左腕・坂本から左翼へ“初打席初本塁打”。12球団のルーキー実戦最速アーチには視察に訪れていた他球団スコアラーも「村田修一(現巨人野手総合コーチ)のようになれる」(巨人・中里スコアラー)と舌を巻くばかりだった。

 アマ実績は抜群だ。中大時代は1年から遊撃手としてレギュラーをつかみ、4番に座った3年時には春のリーグ戦で首位打者を獲得。2019年夏に出場した日米大学野球では3年生ながら全5戦で3、4番を担った。球団内でも「素材的には間違いなくドラ1。2位で獲れたのが不思議なぐらい」ともっぱらだ。

 追い風も吹いている。新型コロナ禍の影響でソトやオースティンら外国人選手の来日が大幅に遅れており、開幕には間に合いそうにない。「即戦力内野手」の呼び声高く対外試合で主に一塁と二塁を守っている牧に白羽の矢が立てられる可能性は高まっている。

「牧は大学時代に遊撃が本職だった経緯もあり、守備も万能型で内野のどこでも守れるユーティリティープレーヤー。そういう意味では村田修一よりも楽天の浅村タイプと我々は見ている。もちろんオープン戦の結果次第だが、順調に行ってくれれば使い勝手のいい牧はレギュラーシーズンでも起用されるはず。助っ人不在で出番が増える流れは、牧にとってチャンスです」(球団関係者)

 ルーキーでは注目度ナンバーワンの阪神・佐藤輝明内野手(22=近大)の存在も「牧にとって好都合」とDeNA関係者は見ている。「佐藤くんに注目が集まっていることで、牧は無駄な重圧もなくノビノビとプレーできます。それに反骨心も旺盛ですからね。佐藤フィーバーに対して『今に見ていろ』という気持ちを持っていますよ」(前出関係者)

 開幕スタメンどころか新人王レースに名乗りを上げても不思議ではなさそうだ。

東京スポーツ

2/25(木) 5:15
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