現地時間2月20日のセリエA第23節サッスオーロ戦で、ボローニャの冨安健洋は右SBとして先発出場。味方の退場した後は左サイドに回ってチームを支えるなど、ポテンシャルの高さを見せつけた。

最終ラインのあらゆるポジションで安定したプレーを披露する日本代表DFの評価は、右肩上がりを続けている。試合後には、シニシャ・ミハイロビッチ監督が賛辞を寄せ、
リッカルド・ビゴンSDが他クラブからの誘いがあったことを明かした。実際、プレミアリーグやブンデスリーガの関係者が、冨安のプレーをチェックしているようだ。

イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は22日、新型コロナウイルスのパンデミックによるロックダウンの前から、エバートンやチェルシーの関係者が冨安を視察していたと報じた。
サッスオーロ戦ではレバークーゼンのスカウトが視察していたという。レバークーゼンはボローニャのガンビア代表FWムサ・バロウへの関心も噂されているクラブだ。

国内でも、昨夏にミランが獲得に動き、ローマの関心も伝えられていたのが、記憶に新しい。直近ではあまり噂になっていないが、『Gazzetta dello Sport』は、改めて冨安獲得を考える可能性があると報じている。

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