2/23(火) 9:06配信
日刊ゲンダイDIGITAL

宮迫博之(C)日刊ゲンダイ

「いや、もう戻らんでええと思うで。いちいちユーチューブでネタにすんなって話や。辞めてまで吉本のことネタにすんなよって。今、十分稼げてるんやから、ややこしいことしなくてええやろ」

 吉本興業の大崎洋会長(67)が“吉本復帰熱望アピール”を繰り返す宮迫博之(50)を巡って、「フライデー」の取材に対し不快感をあらわにしたことの波紋が広がっている。さらに大崎会長は、宮迫の地上波復帰に関しては、色をなしてこう突き放している。

「テレビ局と直接やったらええやん。吉本がテレビ局に圧力かけたり、逆にテレビ側が気を使って降ろすとか噂されてるけど、そんなんあるわけない」

 さるワイドショー関係者はこう話す。

「大崎会長は、闇営業問題発覚当初から一連の宮迫の態度に激怒しています。直接の圧力はないとしてもテレビ局側が忖度を働かせることはあるでしょう。しかし、宮迫の対応にも問題がある。彼の看板番組だった『アメトーーク!』では、復帰のタイミングを見計らっていたのですが、それが進まないと見るや、宮迫は即座に手のひらを返して、『テレビ復帰第1弾はアメトークにこだらない』と宣言した。こうした態度に同番組関係者も呆れています」

 実際、宮迫は、ユーチューブが話題となり、再生回数が伸びるたびに、それに反して、テレビ復帰が遠のく状態にあるという。

「先日も宮迫はユーチューブで『某大物より俺のほうがトークがうまい』という趣旨の発言をして、これは松本人志のことを指していたという臆測が流れ炎上しました。これも元ダウンタウンのマネジャーである大崎会長の怒りに火に油を注いだ格好でしょう」(前同)

島田紳助氏にすがるもさらに墓穴

紳助のサプライズ出演も演出だったと暴露され…(ユーチューブから)

 さらに、10日配信の映像では、2011年に芸能界を引退した島田紳助氏(64)が電話でサプライズ出演。これに関しては、お笑い芸人のほんこん(57)は、自身のユーチューブチャンネルで、サプライズ出演はユーチューブ上の演出だったと言い、東野幸治(53)から聞いた話として、宮迫に頼まれた「関西のテレビの関係者の方」が紳助との仲を取り持ったと語った。

 紳助は、リアルでの出演を懇願する宮迫に、「ユーチューブはアカン。俺は自分のポリシーの下に出ないって決めてるし」としながらも、「頑張れよ」「いつでも会社と話するなら俺、間に入るし」「貧乏なん知ってるし……」と宮迫を励ました。しかし、それを受け「僕、稼いでいると思われてるですけど、本当に貧乏なんですよ」と宮迫が答えると、「嫁の実家の近くに土地買うたのも知ってたし」と暴露することも忘れなかった。これに関しては宮迫も「なんで知ってるんですか? いまだに情報網エグいですね!」と驚きを隠せなかった。

「登録者数130万人を誇り、トップユーチューバーとなった宮迫は人気ユーチューバーと組んだり、こうして紳助を引っ張り出したりして、実際、地上波の出演など必要ないくらい儲かっているはずです」(前同)

 しかしながら、コネを使って紳助にSOSも結果的に墓穴を掘ることになった宮迫。テレビ復帰は絶望的だ。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/39a3b4e375c80785f83e30b55b7eab126a67464d