0001砂漠のマスカレード ★
2021/02/18(木) 06:42:55.39ID:CAP_USER9巨人のドラフト1位右腕・平内龍太投手(22)=亜大=が17日、広島との練習試合(那覇)に先発し、3回を1安打無失点と好投。最速150キロをマークするなど対外試合デビューを果たした。「同じセ・リーグなので、これくらい投げられるというのを見せたかった」と強気に言い放った。原監督は「腕が振れるというのは大きな武器」と賛辞を贈るなど、開幕ローテーション入りへ一歩前進した。
新人離れした強心臓の男らしく、平内は自慢の直球で勝負した。2回先頭、4番・クロンへの3球目。躍動感あるフォームから放たれた、内角への直球はこの日最速150キロをマーク。「今日は150を出して見せようかなと。カープは同じセ・リーグなので、『これくらいは投げられるんだぞ』というのは、一発目なので見せてやろうかなというのはありました。力で勝負してやろう、いってやろうと思った」と明かした。
そのクロンに力んでストレートの四球を与えると、続く大盛には左前打を許し無死一、二塁のピンチ。しかし、走者を背負っても決して動じない強気の投球を見せつけ、得点を与えなかった。「実戦は楽しかった」と振り返る黄金ルーキーは、3回を投げて1安打2四球、3奪三振無失点。2月中旬の沖縄とは思えない冷たい風が吹く中、気迫あふれる投球で気温13度の寒さを吹き飛ばし、圧巻の対外試合デビューを飾った。
修正能力の高さを見せた。2回、手応えを感じていたスプリットを大盛にはじき返された左前打。この回終了後、先発マスクをかぶった小林から「もう少し低くないと、持っていかれるよ」と指摘された。より低めに投げることを意識して臨んだ3回、先頭の曽根を132キロのスプリットで空振り三振。2死で迎えた矢野との“亜大同級生対決”でも、最後は内角低め136キロのスプリットで空振り三振に斬った。「小林さんのアドバイスを意識して、(3回は)ベースに落とすくらいに投げたので、スプリットは良かったかなと思う」。しっかりと修正し、赤ヘル打線を抑え込んだ。
堂々たる投げっぷりに、原監督は「(対外試合)初登板のなかでね、あれだけ腕が振れるのは大きな武器になる。真っすぐはまだまだ行くでしょうね。いいスタートを切ったと思う」。この日女房役を務めた小林も「1イニング目から物おじしないな、という印象。あんまり大きな課題というのは正直見つからなかった」と賛辞を並べた。1回無安打無失点に抑えた11日の紅白戦に続く好投で存在感を示し、開幕ローテにまた一歩前進した。(灰原 万由)
2/18(木) 6:00
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