ブルージェイズを自由契約になった山口俊投手(33)の獲得調査に、レンジャーズなど複数のメジャー球団が乗り出していることが16日(日本時間17日)、分かった。

 米球界関係者によると、興味を示している複数球団の中で最も熱心なのが昨季ア・リーグ西地区最下位のレンジャーズ。日本ハムからポスティングシステムで有原航平投手(28)を新たに迎えたが、依然として先発陣の手薄さは否めない。山口を獲得する場合は、キャンプの招待選手としてマイナー契約となる見込みだ。

 現在、フロリダ州で調整する山口は実戦形式に登板できるほど仕上げており、10日の渡米前には「今年は結果を出す」と語っていた。17試合で2勝4敗、防御率8・06に終わった昨季の悔しさは強く、たとえマイナー契約でも、キャンプやオープン戦で結果を残して、メジャーに返り咲く道を選択する可能性は高い。

 メジャー、日本のプロ野球を含む他球団との交渉が可能で、山口の今季年俸317万5000ドル(約3億3600万円)はブ軍が支払うことになっており、獲得を検討するチームがさらに増える場合もある。

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