2/17(水) 9:05配信
スポーツ報知

武藤敏郎事務総長

 17日放送の「テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の辞意表明に伴う新会長を選ぶ第1回の候補者検討委員会が行われたことを報じた。

 候補者検討委は、都内で約1時間にわたり、公には初めてとなる協議を非公開で行った。御手洗冨士夫名誉会長(85)=日本経団連名誉会長=を委員長とした8人のメンバーには厳重なかん口令が敷かれ、代わりに武藤敏郎事務総長が記者団に対応。候補者に求められる「5か条」を公表した。

 コメンテーターで同局の玉川徹氏は、非公開での会議に「透明性を達成できなかったですね。そういうのがあると、だんだん熱量が落ちてきちゃうんです」と明かした。

 さらに森氏の女性蔑視とみられる発言には「そういう発言をした人をそれ以上、五輪の組織のトップにおいておくことは、日本として認められないだろうと私の中でも熱量高かったんですけど」とし「新しい会長を選ぶことになるともっと透明性を高めてやるっていうことになると国民も意見を言ってっていう形になると思ったんですけど、非公開でしょ?そもそも森さんも国民が選んだ会長じゃない。やっぱり内々で決めてやっていくんだなっていうことになると、熱量落ちちゃいました、誰が新しい会長になるかっていう話になると」と明かした。

 さらに「その熱量が落ちた裏側には、ずっと僕もひっかかっているんですけど、会長誰になるかよりも、五輪をそもそもコロナ禍の中でできるんですか?という国民の思いの方が強いと思うんです。私もその1人です。本当にやっていいのかということも含めて、そちらの方が遙かに問題の方が大きい中で、熱量下がってきたのが素直な感覚です、会長人事に関しては」とコメントしていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/58ba93a682520fb836fe80b456453894461acaf0